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| 聖ローレンツ教会前の通りからは向こうの高台にカイザーブルクの塔が見える。 ケーニッヒ通りは緩やかな下り坂になり、さらに歩いて行くとペグニッツ川に架かるムゼウム橋（博物館橋）に至る。 |
■ 聖養老院 ■
橋の両側には露店が並び大変な賑わいだ。 この橋から右方向に目をやると聖養老院が見える。
この眺めはニュルンベルクを代表する風景のひとつだ。 露店の陰になって見えにくいかもしれないが、露店の裏に入り込んで見ていただきたい。 |
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ムゼウム橋から見た聖養老院
ハイリッヒ・ガイスト・シュピタール (2003.9)  |
ムゼウム橋から見た聖養老院
（前回訪問時に撮影） |
ここに同じ場所から撮った聖養老院の写真が二枚あります。 右の写真は少し退色していますが、まったく同じ風景だと思いませんか？
実は、左の写真は今回(2003.9)撮影したもので、右の写真は約三十年前に訪れた際撮影したものです。 周りの建物も何一つ変わっていません。
この聖養老院は1331年に社会福祉施設として建てられたもので、中世帝国自由都市の面影を今に伝えています。
この聖養老院は聖霊養老院、聖霊院、ハイリヒ・ガイスト・シュピタールなどとも紹介されています。
ムゼウム橋を渡ると中央広場はもうすぐそこです。 |
■ 中央広場 ■
(Hauptmarkt)
フラウエン教会
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| フラウエン教会 |
| 中央広場に入り正面の白いシートに包まれた大きな建物を見て思わず「エー」と声が出てしまった。 上の写真はミイラ教会ではありません。 修復中のフラウエン教会（聖母教会）です。 この教会をバックに「美しの泉」を撮るはずでしたが残念です。 しかし、このようなことは旅行しているとそれほど珍しいこではありません。 内部は見学できるようなので入ってみましょう。 |
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| フラウエン教会正面門の彫刻 |
| 気を取り直して中央広場のもう一つの見所である「美しの泉」を見てみましょう。 |
美しの泉
Schöner Brunnen
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中央広場と美しの泉
背後の教会は聖セルバドゥス教会 |
「美しの泉」はちょうどゴシック教会の尖塔のような格好をした井戸の塔で、七人の選帝侯や中世の英雄などの像で飾られています。
これらはオリジナルのものではありませんが、フラウエン教会を背景にした「美の泉」はニュルンベルクを代表する風景です。
最近修復されたようで、けばけばしくどぎつい色彩には少々ガッカリしました。
このオリジナルはゲルマン国立博物館に展示されています。 後で博物館も訪れますからその際に改めて紹介します。 |
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| 美しの泉 |
| この「美しの泉」を囲む鉄柵の細工は素晴らしく、その一部に小さな輪がはめ込まれています。 この輪を願いを唱えながら三回まわし、他人に話さなければ願いが叶うそうです。 しかし、この輪を見つけるのが一苦労です。 下の写真の中央やや下に輪がはめ込んであるのが判りますか。 |
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| 「美しの泉」のリング（中央） |
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