ドイツの旅　ヴェルニゲローデ　Wernigerode ベルニゲローデ市庁舎とマルクト広場　慈悲の泉　ホテル・ヴァイサーヒルシュ　ゴーティッシェスハウス

WERNIGERODE (2)
ヴェルニゲローデ

■ 市庁舎とマルクト広場 ■

観光案内所前から賑やかなブライテ通りに入り、数分で市庁舎のあるマルクト広場に到着します。


ヴェルニゲローデ市庁舎		ヴェルニゲローデ市庁舎

とうとうヴェルニゲローデの市庁舎と出会いました。　
この市庁舎は中世木骨組み建築の至宝と言われているそうです。　
その歴史は古く1277年に初めて文献に登場しています。　
当初は劇場として建てられ、ヴェルニゲローデ伯爵が所有していましたが、娯楽や婚礼の祝宴をあげる場所としても使われていたそうです。　その後1544年までに大改築が行われました。　


ヴェルニゲローデ市庁舎正面	ヴェルニゲローデ市庁舎の聖人像

市庁舎の木骨部分を飾る聖人、職人、道化師などの鮮やかな彫刻が特に目を引きます。　内部の見学ができないのが残念です。


慈善の泉（井戸）		市庁舎（夜景）

市庁舎の前、マルクト広場の中央にはヴェルニゲローデの繁栄に貢献した人物たちを讃える慈善の泉（井戸）Wohltäterbrunnen があります。　
近郊のイルゼンブルクで鋳造され、1848年に建設されました。　泉は三段の池で構成され、上部の池は慈善を施した貴族たちの紋章盾で飾られています。

■ ゴーティッシェスハウス ■


ゴーティッシェスハウス	ゴーティッシェスハウス

市庁舎の右隣にあるゴーティッシェスハウス（ゴシックの家）も古い建物です。　このかつての都市貴族の館は1848年以来飲食店として営業しており、現在はホテルになっています。

■ ホテル・ヴァイサーヒルシュ ■

「白鹿亭」ことホテル・ヴァイサーヒルシュとマルクト広場

そして、今回私が予約したホテルはマルクト広場に面し、市庁舎と向かい合って建つ「白鹿亭」ことホテル・ヴァイサーヒルシュです。　このホテルはヴェルニゲローデでもっとも古いホテルだそうです。　外観は趣のあるドッシリとした木骨組みの建物ですが、建物内部は近代的なホテルと同じです。　古い建物であることを感じさせるものはほとんどありません。
このホテルに泊まる場合、マルクト広場に面した市庁舎が見える部屋を予約しないと意味がありません。　予約の際は「市庁舎が見える部屋」と一言添えて下さい。　ＯＫの場合、ホテルから予約の確認メールは来ません。　クレジットカードの番号も訊かれないので不安なら確認書を頼めばＦＡＸで送ってくれます。　スタッフのサービスは非常に良く、特に朝食は豪華です。

ホテル・ヴァイサーヒルシュのホームページ

市庁舎が見えるホテル・ヴァイサーヒルシュの部屋

次はヴェルニゲローデ城へ行ってみましょう。

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