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| ハガルツィン修道院 |
ハガルツィン修道院は10世紀から13世紀にかけバグラトゥニ王朝の保護のもとに創建されました。
言い伝えによると主聖堂の献堂式の際ドームの上空を鷲が舞っていました。ハガルティンとはアルメニア語で「鷲が舞う」修道院という意味だそうです。
ハガルツィン修道院の概要についてはこちらを見て下さい。
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| 1 | 聖アストヴァツァツィン教会のがビット跡 | 2 | 聖アストヴァツァツィン教会 |
| 3 | 聖グレゴリウス教会のガヴィット | 4 | 聖グレゴリウス教会 |
| 5 | バグラトゥニ廟 | 6 | 聖ステファノ教会 |
| 7 | 聖カトギケ教会（救世主教会） | 8 | 食堂 |
聖アストヴァツァツィン教会（聖母マリア教会）のガヴィットへと進みます。
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| 聖アストヴァツァツィン教会（聖母マリア教会）西ファッサードと同ガヴィット跡（手前） |
聖母マリア教会のガヴィットは激しく損傷して四本の柱と外壁の一部が残るだけです。
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| 聖アストヴァツァツィン教会（聖母マリア教会）西ファッサードと同ガヴィット跡（右） |
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| 聖アストヴァツァツィン教会（聖母マリア教会）のガヴィット跡 | 聖アストヴァツァツィン教会（聖母マリア教会）のガヴィット跡 |
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| 聖母マリア教会 |
聖アストヴァツァツィン教会（聖母マリア教会 St. Astvatsatsin）は1281年に建造された修道院内最大の教会です。
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| 聖アストヴァツァツィン教会（聖母マリア教会）全景 |
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| 聖アストヴァツァツィン教会（聖母マリア教会）のドラムと傘形ドーム | |
十六面の傘屋根形ドームのドラム（円筒壁）はブラインドアーチで飾られ、その柱の土台は三角形の出っ張りと球体飾りでドラム底部の帯体に接続され、視覚的にドームの高さとドラムの軽量感を印象づけています。
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| 聖アストヴァツァツィン教会（聖母マリア教会）のドラム | |
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| 聖アストヴァツァツィン教会（聖母マリア教会）西ファッサード上部と傘形ドーム |
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| 聖アストヴァツァツィン教会（聖母マリア教会）西ファッサード上部 | 聖アストヴァツァツィン教会（聖母マリア教会）西ファッサード上部 |
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| 聖アストヴァツァツィン教会（聖母マリア教会） |
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| 聖アストヴァツァツィン教会（聖母マリア教会）の祭壇 | 聖アストヴァツァツィン教会（聖母マリア教会）の祭壇 |
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| 祭壇前左に掲げられた絵画（三王礼拝） | 祭壇前右に掲げられた絵画（受胎告知） |
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| 聖アストヴァツァツィン教会（聖母マリア教会）東から西入口方向 |
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| 聖アストヴァツァツィン教会（聖母マリア教会）北方向 | 聖アストヴァツァツィン教会（聖母マリア教会）南方向 |
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| 聖アストヴァツァツィン教会（聖母マリア教会）東方向 | 聖アストヴァツァツィン教会（聖母マリア教会）東方向 |
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| 聖アストヴァツァツィン教会（聖母マリア教会）南側 |
聖アストヴァツァツィン教会の南扉口は三重の三つ葉模様のラインで縁取られています。
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| 聖アストヴァツァツィン教会（聖母マリア教会）南扉口 | 聖アストヴァツァツィン教会（聖母マリア教会）南扉口前のハチュカル |
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| 聖アストヴァツァツィン教会（聖母マリア教会）東側 |
東ファッサード上部の彫刻はその構成がハフパトやサナヒンの類似の浅浮彫と異なっています。
修道服姿の二人の男が教会のモデルを指さしています。そのモデルは教会の傘型ドームを忠実に表現し、その上には羽を少し広げた鷲（頭部欠損）がとまっています。 右側の男は左側より豪華な僧服を纏っています。頬と顎に長い髭を蓄え、細長で目尻の少し上がった大きな目の面立ちをしたこの人物は創設者と修道院長かもしれません。
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| 聖アストヴァツァツィン教会（聖母マリア教会）東側 | 聖アストヴァツァツィン教会東側の彫刻 |
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| 聖アストヴァツァツィン教会（聖母マリア教会）東側上部の彫刻 |
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| 聖アストヴァツァツィン教会（聖母マリア教会）東側前の老木 |
上の写真は聖アストヴァツァツィン教会（聖母マリア教会）の東側にある老木です。子供がやっと抜けられるくらいの隙間があり、子供達が挑戦していました。奈良東大寺大仏殿の柱の穴抜けのようです。
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| 啓蒙者グレゴリウス教会のガヴィット |
啓蒙者聖グレゴリウス教会に隣接する12世紀建造のガヴィットは一般的な四角形の建物で屋根は四つの側壁で支えられ、中央部分には八面のドームがあります。
院内で最も古い啓蒙者聖グレゴリウス教会（10世紀）にはガヴィットから入ることができます。
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| 啓蒙者グレゴリウス教会のガヴィット全景 |
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| 啓蒙者グレゴリウス教会のガヴィット（西ファッサード） |
西ファッサードの扉口真上の主窓は十字架の形に縁取られています。
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 ガヴィット入口の上部 |
| ガヴィットの入口 |
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| ガヴィット前のハチュカル | 啓蒙者グレゴリウス教会への案内板 |
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| 啓蒙者グレゴリウス教会のガヴィット（南から北方向） |
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| 啓蒙者グレゴリウス教会のガヴィット（北側の灯明台） | 啓蒙者グレゴリウス教会のガヴィット（南から北方向） |
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| 啓蒙者グレゴリウス教会のガヴィット（南から北方向） |
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| 啓蒙者グレゴリウス教会のガヴィット（西から東方向） | 啓蒙者グレゴリウス教会のガヴィット（西側と南側） |
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| 啓蒙者グレゴリウス教会のガヴィット | 啓蒙者グレゴリウス教会のガヴィット |
 啓蒙者グレゴリウス教会のガヴィットの柱頭 |
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| 啓蒙者グレゴリウス教会のガヴィットの柱頭部分 |
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| 啓蒙者グレゴリウス教会のガヴィットのドーム | 啓蒙者グレゴリウス教会のガヴィット |
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| ガヴィットの四隅天井のレリーフ |
ガヴィットの四隅の天井には十字に仕切った四角枠に円花模様や十字架、杖、鳥などを手にした僧服の人物が浅浮彫で描かれています。非常に暗いのでリチウム電池の懐中電灯があると便利です。
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| ガヴィットの四隅天井のレリーフ | ガヴィットの四隅天井のレリーフ |
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| ガヴィットの四隅天井のレリーフ |
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| 十字架と丁字形杖を持つ人物（隠遁者か？） | 楽師か？ |
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| ガヴィットの四隅天井のレリーフ | ガヴィットの四隅天井のレリーフ |
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| 十字架と丁字形杖を持つ人物（隠遁者か？） | これは何を表しているのか？ |
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| ガヴィットの四隅天井のレリーフ |
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| 大きな鳥が小鳥を銜えているのか？ | 円花模様 |
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| ガヴィット天井のレリーフ | 円花模様 |
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| 聖グレゴリウス教会への狭い入口（ガヴィット内東側） |
ガヴィット内東側の小さな入口から聖グレゴリウス教会に入ります。
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| 啓蒙者グレゴリウス教会の小さな入口 |
啓蒙者グレゴリウス教会は入口の大きさからも判るように小さな教会です。
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| 啓蒙者グレゴリウス教会の祭壇 | 啓蒙者グレゴリウス教会の祭壇 |
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| 啓蒙者グレゴリウス教会の祭壇 |
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| 啓蒙者グレゴリウス教会 | 啓蒙者グレゴリウス教会 |
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| 啓蒙者グレゴリウス教会（祭壇側からガヴィット方向） | 啓蒙者グレゴリウス教会（東から西方向） |
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| バグラトゥニ廟 |
ガヴィットの南隣のバグラトゥニ廟にはバグラトゥニ朝のスムバット王とガギク王、さらにキリキア王国の三人の王子が埋葬されています。
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小さな聖ステファノス教会は1244年の建造です。
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| 聖ステファノ教会東壁の日時計 | 聖ステファノ教会東壁の日時計 |
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| 聖ステファノ教会東側のハチュカル |
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| 聖カトギケ教会（救世主教会） |
啓蒙者グレゴリウス教会の北隣にある12世紀建造の小さな礼拝堂です。
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| 聖カトギケ教会（救世主教会）入口上部 | 聖カトギケ教会（救世主教会）のプレート |
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| 聖カトギケ教会（救世主教会）の祭壇 | 聖カトギケ教会（救世主教会） |
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| 聖カトギケ教会（救世主教会）の聖母子像 |
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| ハガルツィン修道院の食堂（手前左側） |
食堂は1248年に建築家ミナスによって建造されました。内部は柱とアーチで二つのスペースに区分けされています。
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| ハガルツィン修道院の食堂（西から東方向） | ハガルツィン修道院の食堂（西から東方向） |
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| ハガルツィン修道院食堂の天井 |
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| ハガルツィン修道院の食堂 | ハガルツィン修道院の食堂 |
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| ハガルツィン修道院食堂のプレート |
ハガルツィン修道院の見学はこれで終わりです。
次はセヴァン修道院へ向かいます。
