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| ジャロー・セントポール教会（境内入り口） |
ジャロー・セントポール教会はセント・ポール・ジャロー修道院の一部でした。教会の南側には修道院の跡が残っています。
セント・ポール・ジャロー修道院はセント・ピーター・ウェアマウス修道院と共にウェアマウス・ジャロー修道院を構成していました。
セント・ポール・ジャロー修道院は681年に創建され、当時の建物の一部を今も見ることができます。
ベーダ・ヴェネラビリス（尊敬すべきベーダ ）はこの修道院で司教をつとめていました。人生の大半をここで過ごし、著作と祈りの日々を送ったそうです。彼の業績はジャロー・セントポール教会に残された7世紀の内陣や修道院の遺構・発掘品などと共にこの修道院が中世初期の最も重要な場所の一つであったことを今に伝えています。 現在、ベーダの墓はダラム大聖堂の中にあります。
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| ジャロー・セントポール教会（ポーチへと続く小道） | ジャロー・セントポール教会（ポーチへと続く小道） |
ジャロー・セントポール教会の境内に入ると小道がまっすぐポーチへと続いています。堂内に入る前に先ず外観を見学します。
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| ジャロー・セントポール教会（正面西側） | ジャロー・セントポール教会（正面西ポーチ） |
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| ジャロー・セントポール教会（境内入り口の説明書き） | ジャロー・セントポール修道院 境内図 |
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| ジャロー・セントポール教会 （北西方向） | ジャロー・セントポール教会 （北西方向） |
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| ジャロー・セントポール教会（南西方向） |
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| ジャロー・セントポール教会（南側）と 修道院跡 | ジャロー・セントポール教会（南側）と 修道院回廊跡 |
ジャロー・セントポール教会の南側にはセント・ポール・ジャロー修道院の回廊跡が広がっています。
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| 修道院跡から望むジャロー・セントポール教会の塔 |
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| ジャロー・セントポール教会 南側と修道院回廊跡 | ジャロー・セントポール教会 南側と修道院回廊跡 |
上の写真は修道院の回廊跡から見たセントポール教会です。鐘楼の右半分が7世紀の創建当時の内陣部分です。
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| ジャロー・セントポール教会 南側と修道院回廊跡 | ジャロー・セントポール教会 南側と修道院回廊跡 |
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| ジャロー・セントポール教会（内部 西から祭壇東方向） | ジャロー・セントポール教会（内部 西から祭壇東方向） |
ジャロー・セントポール教会内に入ってきました。正面上部には天井からキリストの昇天像が吊されています。その奥が内陣です。内陣手前右には羽ペンを持つベーダ・ヴェネラビリスの木彫像（1973）があります。
これらの作品は彫刻家 Fenwick Lawson によるものです。今日午前中に見たダラムのミレニアム広場にある「聖カスバートの柩をかつぐ修道士達」の像も彼の作品です。
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| ベーダ・ヴェネラビリスの像と内陣 | ベーダ・ヴェネラビリスの像 | 洗礼盤 |
内陣手前のアーチ上部にはラテン語の奉納石碑が掲げられています。これには「このセントポール教会が4月23日、エクフリス王（King Ecgfrith） の15年(西暦685年)に寄進された。」と記されているそうです。
内陣手前のアーチ下にはレプリカと思われる石碑が置かれています。
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| ジャロー・セントポール教会（奉納石碑） | ジャロー・セントポール教会（奉納石碑） | ジャロー・セントポール教会（奉納石碑） |
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| ジャロー・セントポール教会（内部 西から祭壇東方向） |
ジャロー・セントポール教会の内陣は修道院創建当時（アングロサクソン時代）のものだそうです。ベーダもここで礼拝していたのでしょう。
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| 内陣のステンドグラス | ジャロー・セントポール教会（内陣のステンドグラス） |
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| ジャロー・セントポール教会（内陣天井） | 内陣の小さなステンドグラス |
内陣の小さな丸窓にはめ込まれたステンドグラス（右上写真）は遺構から発掘された西ヨーロッパ最古とされるガラスの小片を集めて作られたものです。
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| 内陣聖職者席の木彫 | 内陣聖職者席の木彫 | 内陣聖職者席の木彫 |
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| ジャロー・セントポール教会の北側廊 | ジャロー・セントポール教会の北側廊 |
ジャロー・セントポール教会の北側廊には遺構から発掘されたサクソン時代の十字架の断片などが展示されています。また、小さな教会にしては立派な書籍などの販売コーナーもあります。
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| 北側廊の展示物 | 北側廊の展示物 |
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| ジャロー・セントポール教会の扉 （堂内から境内入り口方向） |
それでは見学を終えダラムの町に戻ることにしましょう。
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明日はブロンプトンのセント・トーマス教会（St Thomas Church, Brompton）へ向かいます。
