スペイン　アンダルシアの旅　ミハス　サンセバスティアン通り　トレモリノス

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第２日目　平成１２年８月×日

バルセロナを後にしていよいよアンダルシアの旅が始まる。
バルセロナ・プラット空港から空路コスタ・デル・ソル（太陽海岸）の玄関口マラガに向かう。　到着後早速（さっそく）バスに乗り込み昼食場所のベナルマデナへ一路南下して行く。

ベナルマデナに近づくにつれリゾート地特有のにぎわいが見えてくる。　突然バスが左折すると地中海が目の前に広がった。　ベナルマデナまであと少しだ。
ベナルマデナは高級リゾートといった感じの街であり、我々はハーバー沿いのリゾートマンションとレストランや土産物屋が並ぶ一角にあるレストランに向かった。　昼食は港の入り江に面したレストランのサンルームで魚やイカの揚げ物の盛り合わせであった。　気温はすでに４０度近かったが冷房などはない。　時折入って来る海からの心地よい風がホッとさせる。

MIJAS
ミハス

聖母マリアが祀られるほこら


サン・セバスチアン通り		土産物屋

ミハスに到着すると先ず観光客相手のロバのタクシーが目に入る。　黙ってうつむきながらつながれている沢山のロバを見ていると何だか可愛そうになってくるのは私だけだろうか。

観光といってもミハスは小さな村で見るべきものはほとんどない。　先ず聖母マリアの祠（ほこら）を見学する。　ここから地中海が遠望できる。
続いてガイドブックなどに必ず写真が出ているサン・セバスティアン通りに向かう。　白い村ミハスの代表的風景なのだろうが、思っていた通りどうってことのないどこにでもありそうな通りである。
観光はこれだけで約一時間少々の自由時間となる。　カフェに入って一服するか沢山ある土産物屋を見て歩く以外にすることはない。　店はどこにでもある土産物屋で中には日本人の店員がいる店もある。　ここでは小石の上に押し花を貼り付けネックレスやブローチにして売っているのだが結構いい値段だ。　客はほとんど日本人でこれを結構まとめて買っていく人がいるのだ。　ギラギラ照りつける太陽の下、退屈な自由時間が終わる。

※　私の個人的感想ですが、ミハスは観光地としては魅力のない村です。　何故この小さな村が観光客と土産物屋でごった返しているのか私には解りません。

TORREMORINOS
トレモリノス

トレモリノスのホテルから見た地中海

ミハスの観光後一路今日の宿泊地のトレモリノスに向かう。市内に入ると海岸は海水浴客ですごいにぎわいだ。道路沿いにはレストランや土産物店がひしめいている。ホテルまではもうあと少しなのに道路が渋滞してなかなか前に進まない。やっとのことでホテルにチェックインし部屋に入るとバルコニーから海岸と地中海が一望できた。夕食後部屋に戻りバルコニーに出ると昼間とは打って変わって静まりかえった海岸が薄明るい照明に照らされ夏の一日の終わりを告げていた。

ロンダへ
(ＮＥＸＴ)