リヨン・パールデュー駅 | リヨン・パールデュー駅前 |
いよいよオーベルニュの旅の始まりです。早朝7時19分にリヨン・パールデュー駅を出発しました。途中サン・テティエンヌ駅で乗換え、9時38分にはル・ピュイ・アン・ヴレに到着する予定です。
ところが出発して15分ほど経った頃から徐行するようになりGivors Canal駅の少し手前で停まってしまいました。近くの乗客に尋ねても原因が分からないとのこと、そのうち車掌が「乗り換えてル・ピュイ・アン・ヴレまで行く人のために次のサン・テティエンヌ駅で接続の列車が待っている」と伝えに来ました。
しかし、列車はそのまま約30分停車し続け、接続の列車も出てしまい、結局12時22分まで約3時間サン・テティエンヌ駅で足止めとなってしまいました。
Gare de Saint-Étienne-Châteaucreux | サン・テティエンヌ駅前 |
サン・テティエンヌ駅は小ぢんまいとしたきれいな駅舎ですが、コインロッカーなどはありません。
この町の情報は何もないので駅構内のパン屋の主人に事情を話し「大聖堂とか博物館などがないか」尋ねてみましたが、残念ながらないとのこと。「サッカースタジアムがあるから行ってみたら?」と勧められましたが遠慮することにしました。
町の中心の場所を教えてもらい駅前からまっすぐ続く通りを上って行きました。今日は8月15日、聖母被昇天の祭日です。商店はほとんど閉まっています。
駅前のホテル | サン・テティエンヌの中心街 |
サント・マリー教会 | サント・マリー教会 | サント・マリー教会の説明板 |
町の中心に向かって歩いていると教会を発見しました。1859年に建造されたサント・マリー教会です。扉は閉められ中を見ることはできませんでした。
サント・マリー教会 | サント・マリー教会 |
薬屋の塔(15C)Tour de la Droguerie | place du Peuple |
町の中心付近と思われるプップル広場(人民広場)までやって来ました。15世紀の薬局の塔と呼ばれる建物がありました。
サン・テティエンヌは旅行者とは全く無縁な町のようです。
これ以上歩き回っても何もなさそうです。来たときとは別の道を通って駅まで戻ることにします。
まだかなり時間があるので駅前のカフェで一休みしました。ちょうどベルリンで行われている世界陸上の中継がありテレビを見ながら長居してしまいました。
サン・テティエンヌ駅 | サン・テティエンヌ駅の発着掲示 |
サン・テティエンヌ駅 | 車窓の風景 |
サン・テティエンヌを出発してしばらくすると車窓から美しい風景が広がります 。
車窓の風景 | 車窓の風景 |
ル・ピュイ・アン・ヴレ遠望 |
ル・ピュイ・アン・ヴレの町が見えてきました。予定より4時間少々到着が遅れてしまいました。日程のずれは明日と明後日で修正します。今日は聖母被昇天の祝日です。午後3時からは黒い聖母像の御輿行列が町を練り歩くはずです。