サン・ジュリアン バジリカ聖堂 (日中) 東方向 |
サン・ジュリアン バジリカ聖堂 (夕刻) 西方向 |
サン・ジュリアンバジリカ聖堂は訪れる人も少なく、また堂内は明かり取りとなるステンドグラスが小さいためかなり薄暗いです。
昨日夕刻にブリウドに到着し、午後7時頃にも堂内を見学しましたが、ステンドグラスから差し込む夕陽で紅く染まった堂内は幻想的でした。
ナルテクスから内陣(東)方向 | 小さなステンドグラス | 夕陽で染まる堂内 |
堂内柱のフレスコ画 | 身廊床のモザイク |
堂内柱のフレスコ画 | 堂内柱のフレスコ画 | 堂内柱のフレスコ画 |
堂内柱のフレスコ画 | 堂内柱のフレスコ画 | ステンドグラス |
身廊(西方向) | 身廊 |
周歩廊 | 周歩廊の聖母子像 | 周歩廊の諸像 |
内陣 | 内陣と周歩廊 | 内陣前 |
クリプト入口 | クリプトの聖ジュリアンと聖遺物箱 | クリプト入口 |
サン・ジュリアンバジリカ聖堂の柱頭彫刻 |
上の写真はサン・ジュリアンバジリカ聖堂ナルテクスの上階から撮ったものです。堂内の各柱の上部にはたくさんの柱頭彫刻が施されています。かなり距離があるので望遠レンズに付け替えて見ていきます。
サン・ジュリアンバジリカ聖堂の柱頭彫刻 |
セイレーン | 柱頭彫刻 |
セイレーン | 天使に抱えられて浮遊する人 |
これら柱頭彫刻は一見してその意味が解るものもありますが、そのほとんどは本来の意味が分かりません。ここでは見たままのコメントを便宜的につけておきます。堂内にも説明書はありません。
また、写真を撮る場合堂内は昼間でも薄暗く柱頭までは距離がありますからコンデジでは上手く撮れないと思います。
騎士の戦い | 騎士に捕らえられた人 |
騎士に捕らえられた人 | 騎士に捕らえられた人 |
繋がれた猿 | キリストの墓を訪れた聖女達 |
柱頭彫刻のなかには今回の旅で訪れたオーヴェルニュ地方の教会のそれと良く似たものがいくつかあります。 上の「キリストの墓を訪れた聖女達」や下の「グリフィン」などはモザックのものとよく似ています。
柱頭彫刻 | グリフォン |
グリフィン(グリフォン) | トリトン |
柱頭彫刻 | 柱のフレスコ画 | 柱頭彫刻とフレスコ画 |
柱頭彫刻 | キリストと四福音書記者 |
羊を担ぐ人 | 羊を担ぐ人 |
羊を担ぐ人 | 壁面の人頭像 |
北側廊から見上げるミシェル礼拝堂 | ミシェル礼拝堂への階段 |
北側廊からナルテクスの上方を見上げると鮮やかなフレスコ画が描かれたサン・ミシェル礼拝堂が見えます。
西扉口から堂内に入ったナルテクス右側の狭い階段から上ることができます。非常に小さな空間です。
サン・ミシェル礼拝堂のフレスコ画 | サン・ミシェル礼拝堂のフレスコ画 |
サン・ミシェル礼拝堂のフレスコ画 | サン・ミシェル礼拝堂のフレスコ画 |
サン・ミシェル礼拝堂の見所は天井と壁に描かれた鮮やかなフレスコ画がです。これらは19世紀に修復が行われたそうです。
天井のフレスコ画 |
キリストと四福音書記者の象徴 | キリスト |
マタイ(天使) | ヨハネ(鷲) |
マルコ(獅子) | ルカ(雄牛) |
キリストを囲む天使達 | キリストを囲む天使達 |
地獄 | 地獄 |
サン・ミシェル礼拝堂 | サン・ミシェル礼拝堂 |
柱頭彫刻(ケンタウロス) | 柱頭彫刻(パンパイプを吹くロバを担ぐ人) |
ブリウドのサン・ジュリアンバジリカ聖堂の観光はこれで終わりです。私にとってブリウドにはほかに見るべきものはありません。
今日はこれからバスで Arvant まで行き、鉄道に乗り換えイソワールへ向かいます。 イソワール到着後はタクシーでサン・ネクテールへ行く予定です。