フランスのゴシック大聖堂 CHARTRES (３) シャルトル HOME ◆　シャルトル大聖堂　◆ ◆　「王の扉口」　◆ 左扉口 キリストの昇天 左扉口と中央扉口（右側） 左扉口 シャルトル大聖堂の正面向かって左側の扉口です。 ◆　タンパン　◆ 左扉口タンパン キリストの昇天 左扉口タンパン一層目には十二使徒、二層目に四人の天使、そして、三層目にはキリストの昇天が描かれています。 左扉口タンパン 四天使（上段）と十二使徒（下段） 十二使徒　（部分） ◆　「月々の仕事」　◆ タンパンを囲む二層のアーキヴォルト（弧帯）には黄道十二宮の星座とその月々の仕事や生活が表されています。　内側右下が１月です。　若者と老人の顔を持つヤヌスは新しい年と過ぎ去った年を象徴しています。　その上には一月の山羊座が配されています。　 その上の２月は暖炉で暖まる人と水瓶座。　３月のブドウの栽培が上に続きます。 ４月は内側左下に移り、花と樹を手にする人と牡羊座。　その上が５月で鷹匠と牡牛座。　６月の草刈りが続きます。　７月はアーキヴォルトの外側左下に移り、蟹座と小麦の収穫、８月は獅子座と脱穀、９月は乙女座と葡萄酒造り。　 １０月は右下外側に移り、天秤座と木の実の収穫、１１月は蠍座と豚を屠り冬の準備をする人。　そして、最後に１２月の射手座と冬の宴で一年の仕事が終わります。　 ９月　乙女座（上段）と葡萄酒造り ３月　ブドウの栽培をはじめる １２月　射手座（左上）と冬の宴 １月　山羊座 アーキヴォルト １月　ヤヌス神 アーキヴォルト（右側部分） １１月　豚を屠り冬の準備をする １１月　蠍座 １０月　木の実を落とす １０月　天秤座 ２月　暖炉で暖まる人 ８月　獅子座 ８月脱穀と獅子座（外側）と５月鷹匠と牡牛座（内側） ７月　蟹座 ５月　牡牛座 ７月　小麦の収穫 蟹座（７月）と牡羊座（４月）（上段） ４月　花と樹を持つ人 昨日訪れたアミアン大聖堂にも同様のレリーフがありました。　ここシャルトルのものとは星座がずれており月々の仕事が微妙に違います。（アミアン大聖堂のページを見て下さい。） ◆　人像円柱　◆ 人像円柱（左側） 人像円柱（左側） 人像円柱（右側） 人像円柱（右側） 人像円柱（左側）部分 人像円柱（右側）部分 人像円柱の柱頭にはヘロデ王の嬰児虐殺や聖家族のエジプト避難など細かい彫刻が施されています。 嬰児虐殺と聖家族のエジプト避難（右奥） 左扉口の右人像円柱上部の彫刻 次は向かって右側の扉口です。 右扉口へ NEXT 目　　次 1. 西正面ファッサード全景　（王のギャラリーなど） 2. 西正面「王の扉口」　中央扉口 3. 西正面「王の扉口」　左扉口 4. 西正面「王の扉口」　右扉口 5. 北袖廊の扉口 6. 南袖廊の扉口 7. 大聖堂内部　（ステンドグラスなど） 8. 付近の散策　（古い家並みとウール河畔） 2007/03/11 フランスの旅へ ＨＯＭＥ 画像等の複写・転用はご遠慮下さい。 Copyright(C) Izmreise All rights reserved