ストレットンサガスの聖マグダラのマリア教会(東南側) |
ヘレフォード郊外の小さな村ストレットン・サガスに建つ聖マグダラのマリア教会(セントメアリー・マグダレン聖堂 St Mary Magdalene, Stretton Sugwas)にやって来ました。
境内入口 | 境内入口の掲示板 |
ストレットンサガスの聖マグダラのマリア教会(北側) |
現在の教会の建物は1878年に古い教会が荒廃したため、その木材を梁に使い鐘楼は以前より高く、身廊の天井もより高くして建て替えられたものです。
ストレットンサガスの聖マグダラのマリア教会(東側) | ストレットンサガスの聖マグダラのマリア教会(東側) |
ストレットンサガスの聖マグダラのマリア教会の鐘楼 | ストレットンサガスの聖マグダラのマリア教会(南ポーチ) |
ストレットンサガスの聖マグダラのマリア教会(身廊から内陣方向) |
この教会で唯一ともいえる見所はサムソンのタンパンです。
南のポーチから入ると正面の鐘楼入口の扉上部にあります。
元の古い教会にあったもので12世紀の作品です。イアーズリーの貴族Sir Ralph de Baskervilleの支援を受けた彫刻師の親方が製作したものだそうです。
サムソンのタンパン | サムソンのタンパン |
サムソンのタンパン |
サムソンはライオンに跨がり素手で顎をこじ開けようとしています。サムソンは旧約聖書の士師記13章〜16章に登場する怪力の持ち主です。常に力の源である長髪で描かれます。
サムソンのタンパン | サムソンのタンパン |
堂内の墓碑 |
堂内南壁には人物像が刻まれた墓碑が掲げられています。これはRichard Greenwayとその奥方で古い元の教会ではその墓を覆って敷かれていたものです。その足下には犬が二匹います。きっと可愛がっていたのでしょう。
堂内の墓碑 | 堂内の墓碑 |
墓碑の前にはノルマンの洗礼盤が置かれています。
洗礼盤 | 洗礼盤 |
10分ほどの短い訪問でしたが、ストレットンサガスの聖マグダラのマリア教会の見学はこれで終わりです。今日の予定は盛り沢山です。先を急ぐことにしましょう。
ストレットンサガスの聖マグダラのマリア教会についてのサイト |
次はイードゥズリーの聖マグダラのマリア教会(St Mary Magdalene, Eardisley)へ向かいます。