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| ケルン中央駅 |
2014年8月、ＪＡＬ407便でフランクフルト空港に到着し、ICでここケルン中央駅にやって来ました。現在19時05分です。早速ホテルにチェックインします。
今回の旅ではドイツ国鉄（DB）のRail&Flyサービスを利用しました。鉄道運賃は航空券に含まれています。空港長距離駅の自動券売機でＤＢの予約番号を入力し乗車券を発券します。
ホームの上階にはＤＢのラウンジがありますが飲物のサービスがある程度です。
なお、座席指定券（Platzkarte）4.50€（2014.08）は含まれていませんから窓口で購入しました。案の定夕方のラッシュでかなり混み合っていました。必ず座りたい方は座席指定を勧めます。
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| ケルン大聖堂 |
38年ぶりにケルン大聖堂にやって来ました。
実は今回のドイツの旅の目的地はカール大帝ゆかりの地アーヘンです。
今年2014年はカール大帝没後1200年にあたり、アーヘンでは大がかりな特別展が行われています。
昨日フランクフルト空港から直接アーヘンに行ければ良かったのですが、ケルンで乗り換えねばならず、到着がかなり遅くなってしまいます。そのためここケルンで一泊したわけです。
折角ですので今日はケルンの町を少し観光し、午後アーヘンに向かうことにします。
ケルン大聖堂についてはこちらをご覧下さい。
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| ケルン大聖堂 |
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| 大聖堂の完成とユネスコ世界遺産のパネル |
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| ケルン大聖堂前広場の Kreuzblume （レプリカ） |
ケルン大聖堂前広場には大聖堂尖頭部分のクロイツブルーメ（十字花）（Kreuzblume）の原寸大のレプリカが置かれています。その大きさに改めて驚かされます。
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| ケルン大聖堂前広場のクロイツブルーメ （レプリカ） |
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| クロイツブルーメの日本語説明パネル |
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| ケルン大聖堂のファサード |
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| ケルン大聖堂のファサード |
ケルン大聖堂西側正面にある三つの扉口のうち、中央と向かって左の扉口は修復中（2014.08）です。一部は足場などで隠れていますが、これら扉口の彫刻を先ず見てみましょう。
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| ケルン大聖堂正面扉口（南から北方向） |
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| ケルン大聖堂西中央扉口 |
最初はケルン大聖堂のメインの入口となる扉口です。面白いことにこの扉口だけは「何々の扉口」と云う扉名がついていません。
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| ケルン大聖堂西中央扉口 |
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| ケルン大聖堂西中央扉口のタンパン | 聖母子 | ケルン大聖堂西中央扉口 |
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| ケルン大聖堂西中央扉口（向かって右側） |
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| ナザレのヨセフ | アンナ (マリアの母) | エリシャ | ソロモン |
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| ケルン大聖堂西中央扉口（向かって左側） |
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| アダム | ノア | モーセ | ダビデ | エリヤ | ヨアキム | 洗礼者ヨハネ |
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| コンスタンティヌス1世（左）と カール大帝（右） | ハインリヒ2世（左）と イシュトヴァーン1世（右） |
西中央扉口の右、ペテロの扉口との間の大きな柱には神聖ローマ帝国皇帝ハインリヒ二世とハンガリー国王イシュトヴァーン一世の像、また、中央扉口の左、三王の扉口との間にはコンスタンティヌス一世とカール大帝の像があります。
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| ペテロの扉口 |
大聖堂西側向かって右のペテロの扉口です。この扉口は大聖堂で唯一中世のオリジナルのものだそうです。ただし、人物像は扉左側の三体と右側の二体がオリジナルです。
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| ペテロの扉口 |
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| ペテロの扉口（タンパン） |
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| ペテロの扉口（タンパン部分） |
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| ペテロの扉口（向かって右の聖人像） |
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| パウロ | 使徒ヨハネ | トマス | バルトロマイ | ヤコブ |
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| ペテロの扉口（向かって左の聖人像） |
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| 熱心党のシモン | ピリポ | マタイ | マティア | 大ヤコブ | アンデレ | ペトロ |
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| バルナバ | ユダ・タダイ |
ペテロの扉口右の大きな柱を飾る聖人像二体です。
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| 三王の扉口 | 三王の扉口 |
大聖堂西側向かって左の三王の扉口です。三王はキリスト降誕に際して訪れ礼拝したとされる東方の三博士です。
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| 三王の扉口（部分） |
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| 東方の三博士の来訪（タンパン） |
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| 三王の扉口（向かって右側） |
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| メルキオール | ヨシヤ | ダビデ | メルキゼデク |
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| 三王の扉口（向かって左側） |
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| ヤペテ | ヨブ | シバの女王 | ヒゼキヤ | バルタザール | カスパール |
次はケルン大聖堂の北側に回ってみましょう。ケルン中央駅がある側です。
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| ケルン大聖堂北側 |
ケルン大聖堂の北側です。ケルン中央駅を出ると見えるのがこの方向です。
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| ケルン大聖堂北側 |
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| ケルン大聖堂北側の扉口 |
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| ミカエルの扉口上部 |
ミカエルの扉口は修復工事中でした。そのトリュモーには聖ミカエルの像があるはずです。扉左右の人物像も足場とパネルで覆われていました。
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| ミカエルの扉口上部 |
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| 北袖廊上部 |
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| 工事中のミカエルの扉口 |
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| マテルヌスの扉口 |
ケルン大聖堂北側にある三つの扉口のうち西側（向かって右）の扉です。マテルヌスの扉口と呼ばれています。
マテルヌス（Maternus）はトリアーの三代目司教でケルンの初代司教だそうです。
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| マテルヌスの扉口 |
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| マテルヌスの扉口（左側の像） | マテルヌスの扉口（右側の像） |
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| ボニファティウスの扉口 |
北側の三つの扉口のうち東側（向かって左）のボニファティウスの扉口です。
聖ボニファティウス（Bonifatius）は8世紀にフランク王国にキリスト教を伝えた人物でドイツの守護聖人だそうです。
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| ボニファティウスの扉口 |
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| ボニファティウスの扉口 |
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| ボニファティウスの扉口（左側の像） | ボニファティウスの扉口（右側の像） |
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| ケルン大聖堂 南側 |
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| ケルン大聖堂 南側 |
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| ケルン大聖堂の南側 と ローマ・ゲルマン博物館（右） |
大聖堂の北側広場にはローマ・ゲルマン博物館があります。時間があったら是非見学して下さい。私はオープン二年後の1976年に訪れています。
次はケルン大聖堂に入ります。
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| 身廊（内陣方向） |
西側の中央扉口から堂内に入ってきました。すでに観光客でごった返しています。軽く堂内を概観します。
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| 祭壇 Clarenaltar (1350-60) |
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| トランセプト（北側） |
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| 聖母子像 | 外套の聖母像 |
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| トランセプト（翼廊） |
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| 列柱の像 |
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| 横臥像 |
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| ゲロ大司教の十字架 Gerokreuz |
左上の十字架（Gerokreuz）は10世紀末頃のもので高さが2.88mあり、アルプス以北で現存する最古の大十字架だそうです。
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| クリプトの入口 |
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| ステンドグラス | ステンドグラス |
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| ステンドグラス | ステンドグラス（部分） |
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| ステンドグラス（部分） | ステンドグラス |
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| ステンドグラス | ステンドグラス（部分） |
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| ステンドグラス（部分） | ステンドグラス |
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| 周歩廊 |
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| 周歩廊の祭室 |
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| 周歩廊東より内陣 |
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| 東方三博士の聖遺物箱（内陣） |
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| 東方三博士の聖遺物箱（内陣） |
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| 東方三博士の聖遺物箱（部分） |
| ケルン大聖堂の公式サイト |
堂内を一周した後宝物展示室も見たのですが、こちらは写真撮影が禁止です。
ケルン大聖堂の見学はこれくらいにして次はヴァルラフ・リヒャルツ美術館に行ってみましょう。
