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| トゥルネー ノートルダム大聖堂(左)とトゥルネーの鐘楼(右) |
フランスとの国境まで10㎞ほどの町トゥルネーです。
この町はベルギー最古の町であり、フランク王国メロヴィング朝の初代国王クローヴィス1世はここトゥルネーで生まれています。
トゥルネーの見所はノートルダム大聖堂とベルギー最古の鐘楼です。双方ともユネスコ世界遺産に登録されています。
五つの塔を有する壮大な大聖堂は以前から一度は訪れたかったのですが、1999年8月14日夜にトゥルネーを襲った竜巻によって基礎部分にまで至る甚大な被害を受け建物が傾いてしまったそうです。修復には20～30年はかかるということでした。
いくら何でもそんな先まで待てませんから、修復工事中を承知で今回の旅で訪れたわけです。
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| トゥルネー駅 |
ブルージュを8時31分発のＩＣで発ち、途中、コルトレイク（Kortrijk）とムスクロン（Moeskroen）で乗り換え、9時51分にトゥルネー駅に到着しました。
目指すノートルダム大聖堂がある町の中心へはゆっくり歩いて20分ほどの距離です。
トゥルネー駅前の大通りを渡るとクロンベ広場です。そこからロワイヤル通りを真っ直ぐ進みます。直に大聖堂の塔が見えてきます。途中エスコー川にかかる橋を渡ると目の前が大聖堂の北側です。その北翼廊の真向かいがトゥルネーの観光案内所です。
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| トゥルネー駅前のクロンベ広場の朝市 |
 トゥルネー大聖堂が見えてきました |
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| トゥルネー大聖堂 |
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| エスコー川 |
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| エスコー川に架かる橋 | 船が通る時は橋が上がるのでちょっと待たされる |
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| トゥルネー大聖堂(北側) | トゥルネー大聖堂(北側) |
トゥルネー大聖堂の修復作業は想像以上に大がかりでした。トランセプトの北側は全面に足場が架けられ、南側は白いシートで覆われ全く見えません。また、五つの塔のうち南側の二つは白いシートですっぽり覆われています。
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 トゥルネー大聖堂(北側) |
| トゥルネー大聖堂(北側) |
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| トゥルネー大聖堂(後陣側) | トゥルネー大聖堂(南側) |
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 トゥルネー大聖堂(南側) |
| トゥルネー大聖堂(南側) |
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| トゥルネー大聖堂(南側) |
大聖堂の入口がある南側には、竜巻被害を受ける前の堂内の写真と解説の大きなパネルが修復現場の目隠し壁を兼ねて設置されています。
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| トゥルネー大聖堂南側の目隠しパネル | トゥルネー大聖堂南側の目隠しパネル |
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| トゥルネー大聖堂南側の入口と目隠しパネル | トゥルネー大聖堂南側の目隠しパネル |
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| ロヒール・ファン・デル・ウェイデンの記念像 | ロヒール・ファン・デル・ウェイデンの記念像 |
大聖堂南側の入口前に真新しい像がありました。
この構図に見覚えがありませんか。
一昨日ブルージュのグルーニング美術館で見たロヒール・ファン・デル・ウェイデンの「聖母子を描く聖ルカ」の模写にそっくりです。初期フランドル派を代表する画家ロヒール・ファン・デル・ウェイデンは、1399年にここトゥルネーで生まれています。
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| トゥルネー大聖堂の外陣 (白いスクリーンの向こうがトランセプトです) |
トゥルネーのノートルダム大聖堂に入ってきましたが、堂内で見学できるのはトランセプトより西側の外陣部分だけです。
トランセプトの手前には白いスクリーンが張られ、その先は全く見えません。結局今日見学できるのは工事中の外陣と宝物展示室だけです。肝心のトランセプトとその東側の内陣などは見られません。かなりがっかりです。
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| トゥルネー大聖堂の外陣(西方向) | トゥルネー大聖堂の外陣(西方向) |
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 トゥルネー大聖堂の外陣西側のバラ窓 |
| トゥルネー大聖堂の外陣西側のバラ窓 |
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| トゥルネー大聖堂 | トゥルネー大聖堂の外陣西側に置かれた模型 |
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| トゥルネー大聖堂の外陣の柱頭彫刻 | トゥルネー大聖堂の外陣の柱頭彫刻 |
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| トゥルネー大聖堂 | トゥルネー大聖堂の外陣の柱頭彫刻 |
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| トゥルネー大聖堂の外陣の柱頭彫刻 |
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| トゥルネー大聖堂の外陣の柱頭彫刻 | トゥルネー大聖堂の外陣の柱頭彫刻 |
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| トゥルネー大聖堂外陣（北側廊方向) | トゥルネー大聖堂外陣（北側廊方向) |
外陣の北側廊はかなり深く掘り起こされています。基礎部分の調査のためでしょうか。
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| 深く掘り起こされた北側廊 | 深く掘り起こされた北側廊 |
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| 深く掘り起こされた北側廊 |
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| トゥルネー大聖堂(入口付近) | トゥルネー大聖堂(入口付近) |
左上写真奥の仮設通路の先にある宝物展示室は見学できましたが、展示品などの写真撮影は禁止です。
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| 足場が張られた修復中のトゥルネー大聖堂 | 足場が張られた修復中のトゥルネー大聖堂 |
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| 宝物展示室への仮設通路 |
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| 宝物展示室への仮設通路 | 宝物展示室への仮設通路に置かれた屋根材 |
トゥルネーのノートルダム大聖堂が以前のように見学ができるようになるまでには、まだかなりの時間がかかりそうです。
つぎは、すぐそばに建つトゥルネーの鐘楼に行ってみましょう。
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| トゥルネーの鐘楼 | トゥルネーの鐘楼 |
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| トゥルネーの鐘楼 | トゥルネーの鐘楼 |
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| 鐘楼の尖頭部のドラゴン像 |
 トゥルネーの鐘楼入口脇 |
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| トゥルネー解放の記念プレート |
トゥルネーの鐘楼に記念のプレートが掲げられていました。そこには「1944年9月3日、連合国軍がトゥルネーに入り、ベルギーで最初に解放された町となった」と記されています。
鐘楼に登ってみましょう。エレベーターなどはありません。
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| トゥルネーの鐘楼入口脇 |
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| トゥルネーの鐘楼の狭い螺旋階段 | トゥルネーの鐘楼の狭い通路 |
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| カリヨンの鐘 |
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| カリヨンの鐘 | カリヨンの鐘 |
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| カリヨンの制御装置 | カリヨンの制御装置 |
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| カリヨンの制御装置 | カリヨンの制御装置 |
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| トゥルネー大聖堂の南側(鐘楼より) | トゥルネー大聖堂の南側(鐘楼より) |
鐘楼の北側からは大聖堂の南側全体が見渡せます。しかし、シートと足場に覆われた姿はなんとも痛々しい限りです。
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| トゥルネー大聖堂の南側(鐘楼より) | トゥルネー大聖堂の南側(鐘楼より) |
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| 鐘楼から望むグラン・プラス | 鐘楼から望むグラン・プラス |
鐘楼の南側からは隣のグラン・プラスが見渡せます。
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| トゥルネーのグラン・プラスより大聖堂と鐘楼を望む | トゥルネーのグラン・プラスより大聖堂と鐘楼を望む |
ノートルダム大聖堂と鐘楼が見渡せる広場グラン・プラスです。
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| トゥルネーのグラン・プラスから見る鐘楼 |
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| トゥルネーの織物会館 | トゥルネーのグラン・プラス |
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| マリー・クリスティーヌ・ド・ラランの像 (グランプラス) | クリスティーヌ・ド・ラランの像 Christine de Lalaing |
広場の真ん中に甲冑を身につけた女性の像が建っています。
ララン家の伯爵シャルル2世の娘でトゥルネーの統治者ピエール・デ・ムランと結婚したマリー・クリスティーヌ・ド・ララン（エスピノワの王女）は、1581年、夫の遠征による不在中にトゥルネーの町を包囲したパルマ公アレッサンドロ・ファルネーゼに果敢に抵抗した女傑でトゥルネーの自由の象徴のようです。
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| クリスティーヌ・ド・ララン像の台座の銘 |
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| グランプラスのサン・カンタン教会 | グランプラスと大聖堂の塔 |
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| トゥルネーのグランプラス | トゥルネーのグランプラス |
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| グランプラスの南端より |
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| サン・カンタン教会 | サン・カンタン教会 |
トゥルネーのグラン・プラス南端に建つサン・カンタン教会です。
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| サン・カンタン教会の正面扉口 |
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| サン・カンタン教会 |
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| サン・カンタン教会 | サン・カンタン教会 |
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| サン・カンタン教会 | サン・カンタン教会 |
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| サン・カンタン教会 | サン・カンタン教会 |
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| サン・カンタン教会 | サン・カンタン教会 |
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| サン・カンタン教会 |
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| トゥルネー民族博物館の入口 |
トゥルネー観光の最後に訪れたのは、トゥルネー民族博物館です。実は大聖堂や鐘楼よりもトゥルネーで見たかったのがこの博物館です。昼休みを挟んだ午後の開館まで30分程時間を潰してまで見学した結果は予想以上に素晴らしいものでした。
古い邸宅を利用した館内は手作り感が満載で、昔のトゥルネーの人々の生活を多方面から紹介しています。広い館内に所狭しと置かれた展示品にはほとんど説明はなく、あっても極々簡単なメモ書き程度しかありません。しかし、その多くは「見れば判る」ものです。この博物館はトゥルネーの人々が郷土の昔の生活を知るための場所のような気がします。
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| トゥルネー民族博物館の入口を入った付近 | ゲーム機でしょうか。説明書はありません。 |
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| 石弓 |
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| サボティエ 木靴屋 | サボティエ 木靴屋 |
上の写真はサボ（sabot）という木靴職人の作業風景です。嘗てはフランス、ベルギー、オランダなどで多く履かれていました。
この展示の説明は Sabotier と書かれた看板だけです。
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| 鍛冶屋 | 農場の付属建物 |
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| 1785年製の木製印刷機 |
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| 展示風景 | 展示風景 |
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| 製材作業 | 織工 |
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| 市民の家の居間でしょうか？ | 市民の家の居間でしょうか？ |
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| バー |
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| 時計修理工 | 時計修理工 |
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| 市民宅の一室のようですが、棚には沢山の帽子が並んでいます。 | 食料雑貨店 |
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| 礼拝堂 |
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| 展示風景 | 展示風景 |
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| 展示風景 | 展示風景 |
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| 修道院の赤ちゃんポスト | 修道院の赤ちゃんポスト |
上の写真は修道院の赤ちゃんポストです。孤児院が付属していたのでしょう。赤ちゃんを台に乗せて回転させると壁の内側で保護されるようです。
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| 楽器展示 | 市民の衣装 |
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| 昔のトゥルネー | カメラの展示 |
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| 展示風景 |
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| 展示風景 | 展示風景 |
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| お祭りの操り人形劇 | お祭りの操り人形劇 |
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| お祭りのポスター |
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| お祭りの屋台と仮装した人々 | 仮装した人 |
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| 祭りの巨人の人形 | 祭りの巨人の人形（観光案内所にあったもの） |
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| 小学校の授業風景 | 小学校の授業風景 |
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| 救貧院の病室でしょうか？ | 一列に並ぶ病室の前に修道女姿の女性が立っています（左写真の部分） |
ベットが置かれた上の写真の個室は何でしょうか。小机の上の古い写真を見ると長い通路に沿ってカーテンで閉じられた簡易な部屋が並んでいます。その前には修道女姿の女性が立っています。
想像するに、これは救貧院（病院）の病室ではないでしょうか。
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| シンガーのミシン |
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| おもちゃの展示 | おもちゃの展示 |
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| おもちゃの展示 |
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| 薬局 | おもちゃの人形の展示 |
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| ガブリエル・プティの写真とプレート |
さて、上の写真の女性は誰でしょうか。プレートには「1893年2月20日、ガブリエル・プティがここで生まれ、1916年4月1日にドイツ人によって射殺された。」と書かれています。他に説明はありませんが、トゥルネーの人なら誰でも知っているのでしょう。
調べてみたところ、彼女はトゥルネー出身で第一次世界大戦中イギリスの秘密情報部のスパイとなり、多くの人々の命を救ったそうです。1916年2月にドイツ軍に逮捕されましたが、最後まで仲間の情報を明かすことなく4月に銃殺されたそうです。
終戦後、ベルギーの国民的ヒロインとなり、国家の殉教者として、1919年5月に国葬が行われました。ブリュッセルのサン・ジャン広場には彼女の像が建っています。
トゥルネーの観光はこれで終わりです。これから電車でフランスのリールまで行き、ＴＧＶに乗り換えパリＣＤＧ空港に向かいます。
