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| タテヴ修道院 |
タテヴ修道院はボロタン川の渓谷を見下ろす玄武岩の高台に建つアルメニアの使徒修道院です。
修道院のあるタテヴの台地には嘗ては異教の神殿が建っており、四世紀にアルメニアのキリスト教化に伴い質素な教会に取って代わりました。
タテヴ修道院はシュニクの司教座となった九世紀から発展してゆきます。848年にシュニクの君主フィリップの支援で古い教会の近くに教会が建設され、その後の発展と建物の老朽化によりホヴァネス司教はシュニクの君主アショットの財政支援を得て新しい修道院の建設に着手しました。
タテヴ修道院は「バブケンの十字架」（真の十字架の断片が埋め込まれた人の大きさほどの銀の十字架）、洗礼者聖ヨハネ、聖ステパノ、11人の使徒、聖ヒプシメ、啓蒙者聖グレゴリオス（グリゴール）の各聖遺物、聖母の遺髪などを所蔵していました。
10世紀末までに、修道院には1,000人の聖職者と学生が住んでいました。
タテヴ修道院の名称の由来は定かでないそうですが、ある伝説によると十二使徒の一人ダダイ（タデウス）の弟子でこの地方で伝道し殉教したユースタティウスの名が「タテヴ」に変化したとされています。
よく知られたもうひとつの言い伝えは、主聖堂の建設にまつわる出来事が関係しています。一人の見習い工が自分の手がけた十字架を尖塔に設置しようと隠れて塔に上りました。しかし、降りる際親方に見つかってしまい、びっくりした見習い工は足場を失い真っ逆さまに落ちながら“Togh astvats indz ta-tev”と叫んだそうです。それはアルメニア語で「神が私に翼を与えてくれますように」という意味だそうです。この“ta-tev”（翼）が名称の由来になったそうです。
タテヴ修道院の詳細についてはこちらを見て下さい。
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| タテヴ修道院 | タテヴ修道院 |
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| タテヴ修道院 |
上の写真、正面中央が司教館(21)、その右前の塔はガヴァザンの柱(17)です。左側のアーチが連なる大きな建物が主聖堂の聖ポゴス・聖ペトロス教会(13)、その右奥の教会は啓蒙者グレゴリオス（グリゴール）教会(16)、その前の教会風の小さな建物はグリゴール・タテヴァツィの霊廟(15)です。
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| タテヴ修道院のプラン |
| 1 | Ruins | 12 | Belfry |
| 2 | Oil Press | 13 | Poghos-Petros church |
| 3 | Defensive Walls | 14 | Arches, khachkars |
| 4 | Old Gate/ Spring | 15 | GrigorTatevatsi Mausoleum |
| 5 | East Gate (entry) | 16 | St. Grigorlusavorich church |
| 6 | St. Astvatsatsin church | 17 | Gavazan Memorial column |
| 7 | Ruins | 18 | Refectory |
| 8 | Stables/Student Dormitory | 19 | Kitchen |
| 9 | Pilgrim Inn | 20 | Bakery |
| 10 | Tatev Matenadaran, Museum | 21 | Bishop Residence & Offices |
| 11 | Cells and rooms | 22 | Bath |
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| 聖ポゴス・聖ペトロス教会と鐘楼（タテヴ修道院） |
タテヴ修道院の院域に入ると先ず目に入るのが一番大きな聖ポゴス・聖ペトロス教会とその西側に隣接する鐘楼です。
先ず鐘楼と教会の外観を見てから堂内を見学しましょう。
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 タテヴ修道院の鐘楼 |
| タテヴ修道院の鐘楼 |
聖ポゴス・聖ペトロス教会西に隣接して建つ鐘楼は、14世紀にホヴァネス・ヴォロネツィ（Hovhannes Voronetsi） の在任中に建設されました。19世紀後半に取り壊され、1931年の地震で崩壊した3階建ての建物に建て替えられました。現在の鐘楼は、後の建物を部分的に再構築したものです。
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| タテヴ修道院の鐘楼 | タテヴ修道院の鐘楼 |
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| タテヴ修道院の鐘楼 | タテヴ修道院の鐘楼 |
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| タテヴ修道院の鐘楼 | タテヴ修道院の鐘楼 |
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| タテヴ修道院の鐘楼 |
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| タテヴ修道院の鐘楼 | タテヴ修道院の鐘楼 |
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| 聖ポゴス・聖ペトロス教会（北側） | 聖ポゴス・聖ペトロス教会（北側） |
聖ポゴス・聖ペトロス教会（大聖堂）は 906年にカトリコスのホヴァネス・ドラスカナケルツィとバグラトゥニ朝スムバト1世によって献堂されたタテヴ修道院で最も大きい教会です。
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| 聖ポゴス・聖ペトロス教会 |
巨大な十字架が傘形ドームの先に置かれています。
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| 聖ポゴス・聖ペトロス教会 | 聖ポゴス・聖ペトロス教会（南側） |
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| 聖ポゴス・聖ペトロス教会（東側） | 聖ポゴス・聖ペトロス教会（東側） |
東側の正面には、三角形の深いニッチが二つあり、その左右の窓と同じように上部が装飾されています。それらのうちのいくつかは、舌を突き出した蛇に挟まれた人の顔で装飾されています。アルメニア人は蛇が家を守ると信じていたことと関係があるようです。
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| 聖ポゴス・聖ペトロス教会（東側） | 聖ポゴス・聖ペトロス教会（東側） |
 聖ポゴス・聖ペトロス教会（東側） |
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| 聖ポゴス・聖ペトロス教会（東側） |
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| 聖ポゴス・聖ペトロス教会（東側） | 聖ポゴス・聖ペトロス教会（東側） |
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| 聖ポゴス・聖ペトロス教会 |
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| 聖ポゴス・聖ペトロス教会 | 聖ポゴス・聖ペトロス教会 |
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| 聖ポゴス・聖ペトロス教会 | 聖ポゴス・聖ペトロス教会（北翼廊） |
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| 聖ポゴス・聖ペトロス教会（北翼廊） | 聖ポゴス・聖ペトロス教会（北翼廊と祭壇） |
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| 聖ポゴス・聖ペトロス教会 |
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| 聖ポゴス・聖ペトロス教会 | 聖ポゴス・聖ペトロス教会 |
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| 聖ポゴス・聖ペトロス教会（北方向） |
堂内の壁はもともと漆喰が塗られ、フレスコ画(930頃)で覆われていました。後陣には預言者と聖人を従えた荘厳のキリスト、北翼廊にはキリストの降誕、西側には巨大な最後の審判が描かれていたそうですが、かすかな痕跡を残す断片からは往時の輝きを感じることはできません。
下の二枚の写真はその位置から判断すると最後の審判の地獄が描かれていた思われます。
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| フレスコ画の断片（聖ポゴス・聖ペトロス教会） | フレスコ画の断片（聖ポゴス・聖ペトロス教会） |
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| 聖ポゴス・聖ペトロス教会（東南方向） | グリゴール・タテヴァツィの墓 |
聖ポゴス・聖ペトロス教会の南翼廊にグリゴール・タテヴァツィの墓があり、(15)の霊廟の内部を見ることができます。
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| グリゴール・タテヴァツィの霊廟 | グリゴール・タテヴァツィの霊廟 |
聖ポゴス・聖ペトロス教会の南に隣接し、啓蒙者グレゴリオス教会の入口の前に建つ小さな教会風の構造物は、アルメニアで最も博識で才能のある教師、学者、科学者、芸術家であったグリゴール・タテヴァツィの墓の上に建てられた霊廟（1787）です。
グリゴール・タテヴァツィ（1346-1409）はタテヴ修道院の大学のレベルを新たな高みに引き上げタテヴ修道院の黄金時代を築いた人物です。
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| グリゴール・タテヴァツィの霊廟に刻まれたハチュカル |
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| グリゴール・タテヴァツィの霊廟と啓蒙者グレゴリオス教会 | グリゴール・タテヴァツィの霊廟と啓蒙者グレゴリオス教会 |
啓蒙者グレゴリオス教会（聖グレゴリー教会）の西には嘗て南側にアーチ型の開口部が連なる1285年に造られたギャラリーがありましたが、1931年の地震で倒壊してしまいました。
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| グリゴール・タテヴァツィの霊廟と啓蒙者グレゴリオス教会 |
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| グリゴール・タテヴァツィの霊廟と啓蒙者グレゴリオス教会のプレート |
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| 啓蒙者グレゴリオス教会 |
啓蒙者グレゴリオス教会は君主フィリップが埋葬されていた9世紀の古い教会を建て替えたものだそうです。
その時代に典型的な半円形の後陣とアーチ型の屋根を持つ単身廊の教会です。後陣（東端）には、二つの十字形の窓と一つの円形の小窓があり、祭壇のエプロンは幾何学的模様で装飾されています。
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| 啓蒙者グレゴリオス教会 | 啓蒙者グレゴリオス教会 |
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| 啓蒙者グレゴリオス教会の祭壇 |
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| 祭壇エプロン装飾 |
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| 啓蒙者グレゴリオス教会の扉 |
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| 司教館 | 司教館 |
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| 司教館外壁のハチュカル |
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 司教館入り口のプレート |
| 司教館の入口 |
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| 司教館 | 司教館 |
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| 司教館 | 司教館 |
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| 司教館から望む周囲の山 | 司教館から望む周囲の山 |
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大聖堂の南側のガヴァザン・シウン（Gavazan Siun ぶら下がった柱）は904年に建てられた三位一体の祈念碑です。
約8メートルの柱で柱頭にハチュカル風の十字架が置かれています。柱部分は十世紀のものですが、ハチュカルは十八世紀頃のものだそうです。
この柱の本来の目的はかすかな余震を感知し地震を予知することでした。柱は正確に成形された八角形のブロックを積み重ねています。金属のバンドは石の柱がバラバラにならないようにするためのものではなく、横揺れができるよう内部にヒンジがあり、震動すると柱がずれるように設計されているそうです。
具体的な構造は判りませんが、柱がずれる度に垂直位置に戻されていました。手で押しただけでも揺れたそうです。襲来する敵のひずめの地響きを察知することもできたでしょう。
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| ガヴァザンの柱頭 |
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| ガヴァザンの柱 | ガヴァザンの柱 |
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| 聖アストヴァッツァツィン教会 | 鐘楼のアーチから望む聖アストヴァッツァツィン教会 |
聖アストヴァッツァツィン（聖処女）教会は防御壁の北東の角、アーチ型の東門の上に建つ1087年に献堂された小さな教会です。
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| 聖アストヴァッツァツィン教会 |
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| 聖アストヴァッツァツィン教会 | 聖アストヴァッツァツィン教会 |
 修道院の搾油所 |
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| 修道院の搾油所 |
正門の外には13世紀に建てられた修道院の搾油所があり搾油機が種や道具類、昔の抽出器械と共に展示されています。
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| 修道院の搾油所の石臼 | 修道院の搾油所の石臼 |
大きな部屋には圧搾した種やハーブからオイルを作るために使われた大きな石臼があり、そのオイルは村人の家庭や修道院で使われました。大きな暖炉は油を加熱し、精製するために使用されました。オイルは教会の儀式で使用されるムロン（聖油）の原料でもあります。
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| 修道院の搾油所 |
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| 修道院の搾油所 | 修道院の搾油所 |
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| 修道院の搾油所 | 修道院の搾油所内に展示されていた古い写真 |
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| ロープウェー「タテヴの翼」のゲストハウス（Halidzor） | ロープウェー「タテヴの翼」の案内板 |
タテヴ修道院へ行くにはロープウェーが便利です。2010年10月に運行を開始したロープウェー「タテヴの翼」がタテヴとハリドゥゾル村の間5750メートルを約15分で結んでいます。ノンストップの複線ロープウェーでは世界最長でギネスブックに登録されています。
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| ロープウェー「タテヴの翼」（Halidzor） | ハリドゥゾル側からの眺望 |
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| ハリドゥゾル側の展望台 | ハリドゥゾル側のゲストハウスに展示された修道院の模型 |
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| ロープウェー「タテヴの翼」（Tatev） |
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| ロープウェー「タテヴの翼」 | ロープウェー「タテヴの翼」 |
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| ロープウェーから見るタテヴ修道院 | ロープウェー「タテヴの翼」 |
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| 眼下に映るゴンドラの影 | ロープウェー「タテヴの翼」からの眺望 |
遙か眼下に小さな修道院が見えます。
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| タテヴィ・アンパット修道院 Tatevi Anapat |
タテヴィ・アンパット Tatevi Anapat（タテヴの隠者住居）は、ヴォロタン川渓谷に建てられた17世紀の修道院です。木々や緑の林間に隠れ人々を寄せ付けないかのようです。
修道院は同じ渓谷で近くのハランツ隠棲所が破壊された後、司祭アリステークスによって設立されました。アリステークスは、この主教会聖アストヴァツァツィンのクリプトに埋葬されました。
1658年の地震後、ハランツ修道院に代わる建設を命じたカトリコスのハコブ・ジュガエツィにより17世紀後半に再建されました。
中心となる建物は、聖アストヴァツァツィン（聖母マリア）教会で、西に隣接する柱廊を備えた三身廊のバシリカです。西ポーチの上の1663年の日付を示す碑文は、教会が建設された日付であろうと考えられています。
タテヴィ・アンパットはタテヴ修道院と共に1995年にユネスコ世界遺産の暫定リストに掲載されています。
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| タテヴィ・アンパット修道院 Tatevi Anapat |
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| タテヴィ・アンパット修道院 Tatevi Anapat | タテヴィ・アンパット修道院 Tatevi Anapat |
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| ハリドゥゾル側からの眺望 |
タテヴ修道院の見学はこれで終わりです。
次はノラヴァンク修道院へ向かいます。
