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**前ページより続き** 私が泊まったホテル・シリアンは清潔で綺麗なホテルだった。ストックホルムのホテルがこの上なく汚かったので余計にそう感じた。

２日目
今日はモーラをさらに観光した後ファールンに向かう予定だ。ファールンへ電車で行くには途中ボーレンゲで乗り換えなくてはならない。

チェックアウトの際フロントの男性にファールン行きのバスがないか尋ねてみたところ１４時発、レットヴィーク経由で１５時２０分ファールン着の直通バスがあることが判った。ついでにファールンで泊まろうと思っていた「ホテル・ファールン」を電話で予約して貰えないか頼んだところ快諾してくれた。
お礼を言い、感謝の意を込めて日本の木製絵葉書をプレゼントしたところ彼はたいそう喜び握手を求められた。甘えついでに手荷物を預かって貰い、野外博物館(Zorn Gammelgården)に出かけて行った。

野外博物館(Zorn Gammelgården)

ホテルから野外博物館まではのんびり歩いても１０分ほどだった。私が博物館の入口に着くと同時に受付の女性もやって来て私が本日の入場一番乗りとなった。
この野外博物館はモーラ出身の１９世紀の画家アンデルス・ソーンが集めた木造の民家が大小３０～４０棟集められている。

スウェーデンを旅行すると至る所で見かける独特の柵
野外博物館(Zorn Gammelgården)への道にて

野外博物館 (Zorns Gammelgård) の入口

入口を入ると広場を囲むように民家が並びその幾つかは内部も見学できる。壁には農機具などが掛けられ、あたかもここに人が暮らしているかのような状態で保存されている。


メイポール

屋内に展示されている民具

広場奥の民家を通り抜けるとシリアン湖に面した広い野原に民家や倉庫などがさらに点在していた。　清々しい空気の中ダーラナ地方の素朴な民家にふれることができた素晴らしい一時であった。


独特な形の煙突

シリアン湖畔に並ぶ民家など

その後市内に戻り観光客で賑わう Kyrkogatan通りを散策し、食事をした後バスでファールンに向かった。

賑やかな　Kyrkogatan通り

※ リンク ※

１．モーラの野外博物館の情報（スウェーデン語）
２．Dalatrafik(ダーラナ地方の路線バス)-(スウェーデン語)
３．スウェーデン国鉄(英語)