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センテンドレからバスで約1時間、ハンガリー有数の景勝地、ドナウ川の流れが逆オーム（Ω）状に大湾曲するドナウベントを望むヴィシェグラード要塞に到着しました。
「ドナウベント」or「ドナウベンド」という呼称は日本の造語のようです。英語ではDanube Bend（ダニューブベンド＝ドナウ川の湾曲）、ドイツ語ではDonauknie（ドーナウクニー＝ドナウ川の膝）、フランス語ではCoude du Danube（クードゥ デュ ダニュブ＝ドナウ川の肘）と呼ばれています。
面白いのでちょっと調べたところ膝と肘の違いでは膝派の方が断然優勢のようです。
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| ヴィシェグラード城塞入口前の駐車場と土産物店＆飲食店 |
ヴィシェグラード城は、ドナウ川の大湾曲部のあるヴィシェグラードの町にあります。
中世には、ハンガリー王の宮殿がこの町にあり、政治的にも軍事的にも重要な場所でした。
城は王宮であった下の城とドナウ川を見下ろす要塞である上の城の二つで構成されています。
今回訪れたのは上の城にあたる要塞の方です。下の城はここからほど近いドナウ川沿いで発掘復元され公開されているようです。
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| ヴィシェグラード城塞入口 |
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| ヴィシェグラード城塞入口の券売所 |
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| ヴィシェグラード要塞 |
券売所を過ぎ緩やかな上り坂を進むと要塞の城壁が見えてきました。この先がドナウ川の大湾曲（ドナウベント）を望む展望エリアです。
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| ヴィシェグラード要塞から望むドナウ川の大湾曲部分 |
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| ヴィシェグラード要塞から望むドナウ川（下流方向） | ヴィシェグラード要塞から望むドナウ川の大湾曲部分 |
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| ヴィシェグラード要塞から望むドナウ川の大湾曲部分 | ヴィシェグラード要塞から望むドナウ川の大湾曲部分 |
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| ヴィシェグラード要塞から望むドナウ川 | ヴィシェグラード要塞から望むドナウ川の対岸 |
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城壁内部には展示スペースがあるので登ってみましょう。
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| 城壁内部の展示エリア |
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 ヴィシェグラードの聖冠（複製） |
| ヴィシェグラードの聖冠（複製） |
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| 武具の展示 | 城壁内部の展示 |
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| 要塞の頂上へ |
ヴィシェグラード要塞の頂上部分へ行ってみましょう。
途中に1335年のヴィシェグラード会議の宴会風景を再現した展示エリアがありました。見ていきましょう。
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| ヴィシェグラード会議の宴会風景 | ヴィシェグラード会議の宴会風景 |
ヴィシェグラード会議は、 1335年10月下旬から11月上旬にかけてヴィシェグラードで開催された外交会議です。
ハンガリー王カール1世（カーロイ1世）が招集し、ルクセンブルク家のボヘミア王ヨハンとポーランド王カジミェシュ3世が会談しポーランドとボヘミア間の敵対関係が終結し、三国間の同盟と貿易協力が確立されたそうです。
宴会の再現展示は要塞にありますが、実際の会議と宴会が行われたのは王宮の方ではないでしょうか。（？）
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| 宴会の席次解説 | ハンガリー王カール1世 |
テーブルの前にフラクトゥールで書かれた席次表があります。これによると三人の王はそれぞれこれらの写真のようになります。
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| ポーランド王カジミェシュ3世 | ボヘミア王ヨハン |
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| ヴィシェグラード会議の宴会風景 | ヴィシェグラード会議の宴会風景 |
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| ヴィシェグラード会議の宴会風景 | ヴィシェグラード会議の宴会風景 |
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| ヴィシェグラード要塞の頂上へ |
さらに要塞の頂上へ向かいます。
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| 要塞頂上の物見櫓 |
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| ヴィシェグラード要塞の頂上から望むドナウベント |
快晴に恵まれヴィシェグラード要塞の頂上から望むドナウベントは絶景でした。
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| 土産物店 | 土産物店（左写真の部分） |
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| 駐車場へ戻ります |
現在11時40分です。これから昼食のレストランへ向かいます。
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| レストラン「ルネサンス」 | 鼓手のお出迎え |
本日の昼食はヴィシェグラード要塞の眼下、ドナウ川沿いのレストラン「ルネサンス」です。
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| レストランンの円卓 |
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| レストラン「ルネサンス」 | レストラン「ルネサンス」 |
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| 本日の昼食 | 本日の昼食 デザート |
現在13時15分です。これからスロバキアの首都プラチスラバへ向かいます。3時間強の行程です。
