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| 川平湾 石垣島 |
昨日夕刻、石垣島にやって来ました。今回の旅は石垣島で合流した友人と八重山の島々を巡ります。石垣島、竹富島、西表島、由布島を訪れる四泊五日の旅です。
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| 石垣島ホテル ククル |
空港から中心街まではバスで約40分かかります。ホテルに到着した時にはすでに夜7時半を回っていました。予約したホテルはバスターミナルから徒歩2分、離島ターミナルからは5分ほどの石垣島ホテル ククルです。
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| バスターミナル | バスターミナル |
翌二日目の朝です。
今日は現地発着の観光バスで島内を巡ります。
訪れるのは唐人墓、川平湾、米原のヤエヤマヤシ群落、玉取崎展望台です。
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| 唐人墓 | 唐人墓 |
唐人墓は1852年、アメリカの奴隷貿易船ロバート・バウン号事件で犠牲になった中国人苦力（クーリー）を慰霊する墓地です。このような事件があったことは訪れるまで知りませんでした。
詳しい説明はこちらを見て下さい。
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| 唐人墓 | 唐人墓 |
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| 唐人墓の獅子像 | 唐人墓の獅子像 |
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| 唐人墓前の海 | 唐人墓前の海 |
唐人墓前の海の先には今回訪れる竹富島、西表島があり、その先は台湾です。そしてその遙か先には奴隷貿易船ロバート・バウン号が出港した中国のアモイ（廈門）があります。
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| 川平湾 | 川平湾 |
石垣島観光のハイライト川平湾に到着です。路線バスでのアクセスは不便なのでやはり観光バスがお勧めです。
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| 川平湾 | 川平湾 |
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| 川平湾 | 川平湾 |
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| 川平湾 | 川平湾 |
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| 川平湾 | 川平湾 |
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| 川平湾グラスボート遊覧へ |
川平湾をグラスボートで遊覧します。（別途有料）
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| 川平湾グラスボート遊覧 |
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| 川平湾グラスボート遊覧 | 川平湾グラスボート遊覧 |
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| 川平湾グラスボート遊覧 | 川平湾グラスボート遊覧 |
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| 川平湾グラスボート遊覧 | 川平湾グラスボート遊覧 |
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| 川平観音堂へ | 川平観音堂 |
17世紀に創建されたと云われる川平公園内の川平観音堂です。説明板にその縁起が記されています。
昔、川平湾で順風待ちで停泊していた船から一人の小僧がそれまでの間と川平村に上陸したそうです。しばらくして戻ってみると船はすでに出航し、遙か沖を帆走していました。小僧は驚き嘆きながら船が戻ってくるよう一心に神仏に祈りました。すると風向きが変わり船は川平湾に引き返し無事乗ることができたそうです。
数年後小僧は和尚となって帰島し祈願した地に観音堂を建てたと云うことです。
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| 川平観音堂 | 川平観音堂 |
昼食を挟んで米原のヤエヤマヤシ群落へ向かいます。
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| 米原のヤエヤマヤシ群落 入口 |
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| 米原のヤエヤマヤシ群落入口 | 米原のヤエヤマヤシ群落入口前の碑 |
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 米原のヤエヤマヤシ群落入口前の説明板 |
| 米原のヤエヤマヤシ群落の碑 |
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| 米原のヤエヤマヤシ群落 | 米原のヤエヤマヤシ群落 |
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 米原のヤエヤマヤシ群落 |
| 米原のヤエヤマヤシ群落 |
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| 米原のヤエヤマヤシ群落 | 米原のヤエヤマヤシ群落 |
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 米原のヤエヤマヤシ群落 |
| 米原のヤエヤマヤシ群落 |
 米原のヤエヤマヤシ群落入口前の売店 |
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| 米原のヤエヤマヤシ群落入口前からまっすぐ海へ続く道 |
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| 玉取崎展望台 | 玉取崎展望台 |
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| 玉取崎展望台より | 玉取崎展望台より |
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| 玉取崎展望台より | 玉取崎展望台より |
二日目の石垣島の観光バスツアーはこれで終わりです。
これからバスターミナルへ戻り、15時の船便で竹富島へ向かいます。今日の宿泊地は竹富島です。
今日は旅行三日目です。竹富島から13時20分発の便で石垣島へ戻ってきました。
遅い昼食を取り、一昨日と同じホテルに再チェックインした後、一人で石垣島の中心街の散策に出かけます。
先ず、昨日観光バスの車窓から見えた権現堂と桃林寺へ向かいます。
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| 権現堂表門 | 権現堂表門 |
権現堂の境内にその縁起を記した石碑があります。
琉球の尚寧王は薩摩藩から社寺の建立を進言されたことから、1614年（慶長19年）に権現堂と隣接する桃林寺を同時に創建しました。
祭神は熊野権現を勧請し、八重山における社寺建立のはじまりとなりました。室内に土間を取り込み両脇に祭壇を配した拝殿、屋根の最上部に火炎宝珠と竜頭を頂く神殿などは重要文化財に指定されています。
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| 権現堂 |
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| 権現堂神殿 | 権現堂神殿（部分） |
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| 権現堂神殿（部分） | 権現堂神殿（部分） |
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| 権現堂神殿（部分） | 権現堂神殿（部分） |
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| 権現堂神殿（部分） | 権現堂神殿（部分） |
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| 権現堂神殿 (右手前) と 権現堂拝殿（左奥） | 権現堂神殿 |
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| 権現堂拝殿（表門側より） | 権現堂拝殿（神殿側より） |
門、拝殿、神殿はそれぞれ軸線上に建てられています。
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| 権現堂拝殿（表門側より） | 権現堂拝殿（神殿側より） |
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| 境内の樹 |
次は隣の桃林寺を見学します。
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| 桃林寺 山門 | 桃林寺 山門 |
桃林寺は臨済宗妙心寺派の寺院です。本山の妙心寺は京都市花園にあり、訪れる人はそれほど多くはありませんが、その塔頭（たちゅう）の退蔵院は国宝「瓢鮎図」を所蔵することで知られています。オリジナルは京都国立博物館に寄託されているため退蔵院には複製が展示されています。
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| 桃林寺 山門 | 桃林寺 山門 |
さて、桃林寺の見所は山門の仁王像です。山門右脇の石柱碑には「重要文化財 桃林寺仁王像 指定 一九五六年二月二十二日」と記されています。また、山門の説明板にも仁王像の説明と共にやはり重要文化財（文化財指定 1956年2月22日）と記載されています。
後日調べてみたところ1956年2月22日に指定を受けたのは琉球政府の重要文化財で、本土復帰後は沖縄県指定有形文化財となっているようです。いずれにせよ素晴らしい仁王像であることに変わりはありません。
写真は格子の隙間から撮ったものです。
桃林寺と権現堂の詳細はこちらを見て下さい。
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 仁王像の説明板 |
| 琉球政府重要文化財指定の石柱碑 |
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| 仁王像（金剛力士像・吽形）左側 | 仁王像（金剛力士像・吽形） |
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| 仁王像（密迹力士像・阿形）右側 | 仁王像（密迹力士像・阿形） |
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| 桃林寺本堂 | 桃林寺本堂 |
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| 桃林寺鐘楼 と 本堂 | 桃林寺鐘楼 |
桃林寺山門の道路を挟んだ真向かいに琉球庭園があるので見てみましょう。
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| 仲本氏庭園 |
説明の石碑によると、この琉球庭園は首里王府治世下の八重山地方で19世紀前半に要職を務めた高級士族仲本家の庭の一部を主庭として、五つの築山と出島からなり琉球石灰岩の石組みとソテツ、ツバキ等の植栽を配置した枯山水庭園だそうです。
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| 仲本氏庭園の説明 |
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| 仲本氏庭園 | 仲本氏庭園 |
 仲本氏庭園 |
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| 仲本氏庭園 |
次は、石垣島の中心街で是非見学したかった石垣市立八重山博物館に向かいます。
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| 歩道に根を這う街路樹 |
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| 長田御嶽 | 長田御嶽 |
八重山博物館に向かう途中にあった長田御嶽です。
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桃林寺から徒歩約12分、八重山博物館に到着しました。
私は旅に出るとその土地の歴史や文化、人々の生活を紹介するこの種の博物館にはできるだけ訪れるようにしています。
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| 祭礼関連の展示 八重山博物館 | 祭礼関連の展示 八重山博物館 |
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昨日観光バスで最初に訪れた唐人墓とロバート・バウン号事件に関する展示もありました。
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| 権現堂鬼面 | 登野城のアンガマ面 |
左上の鬼面は先ほど見てきた権現堂の正面四柱にかけられていたものです。一面は盗難に遭い、三面が現存しています。
開口と閉口で陽と陰を象（かたど）った四つの鬼面は石垣市内の四つの集落（四箇字）を象徴しています。
右上の二つの面は四箇字の一つ登野城のアンガマ面です。近年まで登野城の旧盆（ソーロン）のアンガマ行事で使われていたものです。
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| 波照間島前村の弥勒面 | 西表島網取村の獅子頭 |
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| 波照間島前部落の獅子 | 波照間島前部落の獅子 |
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| 八重山博物館 |
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| 八重山博物館 | 八重山博物館 |
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| 旧宮良殿内の構造模型 |
上の写真は八重山博物館の近くに残る重要文化財の建物、旧宮良殿内の構造模型です。
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| 民具の展示 八重山博物館 | 民具の展示 八重山博物館 |
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| 民具の展示 八重山博物館 |
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| 民具の展示 八重山博物館 | 民具の展示 八重山博物館 |
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| 展示風景 八重山博物館 | 八重山の花嫁行列人形 |
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| 八重山の花嫁行列人形 | 八重山の花婿行列人形 |
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| 紅型（びんがた） 八重山博物館 | 紅型（びんがた） 八重山博物館 |
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| 八重山上布 八重山博物館 | 八重山上布 八重山博物館 |
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| 天川御嶽（あーまーおん） | 天川御嶽（あーまーおん） |
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| 天川御嶽の説明板 | 天川御嶽の説明板 |
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| 八重山島蔵元跡 |
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| 八重山島蔵元跡の説明板 | 八重山島蔵元跡の説明板 |
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| ユーグレナモール |
石垣島の観光はこれで終わりです。
旅程が前後しますが、昨日の午後に戻り、次は竹富島へ向かいます。
