アジャンはトゥールーズからボルドー行き特急で１時間ほどのところにある比較的大きな町ですが、観光とは無縁と思えるほど特段見るべきもののない町です。一応観光案内所はありますが、駅からかなり離れています。メールで資料を請求しましたが、「WEBサイトに全部書いてありますからそちらをご覧下さい。」とつれない返事が戻ってきました。
アジャンを訪れたのはここからトゥールーズ方向に電車で25分ほど戻ったモワサックを訪れるためです。モワサックはトゥールーズから鈍行で50分ほどの距離ですが便が極端に少ないためここアジャンまで来て後戻りした方が結局早く着けるのです。少なくとも私の場合はそうでした。しかし、色々調べているとアジャンまで来たら是非行きたくなったところが一つありました。 タクシーで20分ほどの郊外にあるモワラックス村にある聖マリア修道院教会です。
そして、いまその見学を終え、またアジャンに戻ってきたところです。モワサック行きの電車までまだ約１時間ありますから駅に近いサン・カプレ大聖堂をついでに見学します。
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| サン・カプレ大聖堂 | サン・カプレ大聖堂 | サン・カプレ大聖堂 |
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| サン・カプレ大聖堂 |
堂内に入っての第一印象はとにかく暗いということです。明かり取りのステンドグラスが少ないのが原因でしょう。
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| サン・カプレ大聖堂内陣の天井画 |
内陣の天井画に注目です。キリストの両脇の人物に気付きました。向かって左の聖人は足下に聖カプラシウスと書いてあるので、この大聖堂の守護聖人である聖カプレであることが分かります。
そして、右側の聖女の足下には聖フィデス(FIDES)と書いてあります。FIDES はフランス語でFOY（フォワ）のことです。聖フォワはその聖遺物を祀るコンクのサント・フォワ教会が有名です。しかし、聖女フォワはもともとアジャンの人でここで12歳の若さで殉教しているのです。
現在コンクにある聖遺物も元はと言えばここアジャンにあったものをコンクの修道士が西暦866年に10年がかりで盗み出して持ち帰ったものです。
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| サン・カプレ大聖堂内陣の天井画 |
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| 聖カプレ | キリスト | 聖フォワ |
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| サン・カプレ大聖堂 | サン・カプレ大聖堂 |
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| サン・カプレ大聖堂 | サン・カプレ大聖堂 |
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| サン・カプレ大聖堂 | サン・カプレ大聖堂 |
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| サン・カプレ大聖堂の柱頭彫刻 | サン・カプレ大聖堂の柱頭彫刻 |
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| サン・カプレ大聖堂の柱頭彫刻 | サン・カプレ大聖堂の柱頭彫刻 | サン・カプレ大聖堂の柱頭彫刻 |
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| サン・カプレ大聖堂の柱頭彫刻 | サン・カプレ大聖堂の柱頭彫刻 | サン・カプレ大聖堂の柱頭彫刻 |
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| 駅前通の住宅 | アジャン駅近くの教会 | 駅前通の住宅 |
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| アジャン駅 | アジャン駅 | アジャン駅 |
それではここアジャン駅から今日の観光のメインであるモワサックに向かいます。
