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| ノートル・ダム大聖堂 |
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セーヌ川越し見るノートル・ダム大聖堂の南側 |
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ノートル・ダム大聖堂 |
| パリのノートル・ダム大聖堂です。 パリ観光の目玉ですから大聖堂前の広場は観光客でいっぱいです。 鐘楼見学はすでに長蛇の列ですから早々に諦め、西正面ファッサードの各扉口から見学します。 |
◆ 西正面ファッサードの中央扉口 ◆
◆ 最後の審判の扉口 ◆
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| 中央扉口左上部の像 |
最後の審判の扉口 |
中央扉口右上部の像 |
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| 最後の審判の扉口タンパン |
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最後の審判の扉口タンパン |
タンパン一層目は天使の吹くラッパで蘇る死者達です。
二層目は中央の大天使ミカエルが魂の重さを量り、人々を天国（キリストの右側）と地獄（キリストの左側）に選別しています。
三層目は最後の審判のキリストです。 右の天使は十字架、左の天使は槍と釘を持っています。 どちらもキリスト受難の象徴です。 ひざまずく右が聖ヨハネ、左が聖母マリアです。 |
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| 最後の審判の扉口タンパン |
最後の審判の扉口タンパン（二層と三層目） |
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| 天国（タンパン二層目左） |
最後の審判の扉口 |
天国（タンパン二層目右） |
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| アーキヴォルト左側 |
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アーキヴォルト右側 |
アーキヴォルト左側最下部 |
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アーキヴォルト右側下部 |
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アーキヴォルト右側最下部の地獄 （なかなか面白い像） |
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中央扉口左の十二使徒像 |
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中央扉口右の十二使徒像 |
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美しき神 |
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| 中央扉口左右には左内側よりペテロ、ヨハネ、アンデレ、小ヤコブ、シモン、バルトロマイ、扉口右内側よりパウロ、大ヤコブ、トマス、ピリポ、ユダ又はマタイの使徒像が並びます。 |
| 中央扉口左右の諸像の下、腰石部分には二層のレリーフが並んでいます。 これらは中世の道徳観を表現したものです。 上部が美徳で下部が悪徳を表し上下一対で１２対あります。 最後の審判で天国に行くか地獄に堕ちるかの基準を図像化しているのでしょう。 上部の美徳はそれを象徴化した盾を持つ人物像で表され、下部の悪徳はメダイヨンの中に具体的な場面で表現されています。 |
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| 中央扉口左側の輿石部 （美徳と悪徳） |
| 扉口左側のレリーフを写真の右側から左側へと見ていきます。 （扉側から外側へ） |
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美徳（上段） |
悪徳（下段） |
| 1 |
信仰 |
十字架の描かれた盾を持つ女性像 |
偶像崇拝 |
偶像を礼拝する人物像 |
| 2 |
希望 |
旗の描かれた盾を持つ女性像。 |
失望 |
剣を突き刺し悶え苦しむ人物像 |
| 3 |
慈善 |
雌羊の描かれた盾を持つ女性像 |
貪欲 |
箱いっぱいに財産を蓄える人物像 |
| 4 |
貞節 |
不死鳥が描かれた盾を持つ女性像。 女性が持っているシュロの葉は処女の象徴だそうです。 |
色欲 |
アミアン大聖堂の場合は女性を抱く男の像 |
| 5 |
賢明 |
蛇の描かれた盾を持つ女性像 |
狂気 |
刃物のような物を手にし、口には食べ物を頬張っている人物像。 |
| 6 |
謙虚 |
鳩の描かれた盾を持つ女性像 |
高慢 |
落馬する騎士の像 |
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賢明と狂気（右）
謙虚と高慢（左） |
慈善と貪欲（右）
貞操と色欲（左） |
信仰と偶像崇拝（右）
希望と絶望（左） |
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| 中央扉口右側の輿石部 （美徳と悪徳） |
| 続いて、扉口右側のレリーフを写真の左側から右側へと見ていきます。 （扉側から外側へ） |
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美徳（上段） |
悪徳（下段） |
| 1 |
勇気 |
獅子の描かれた盾と剣を持つ騎士像 |
臆病 |
兎に驚いて逃げる騎士像 |
| 2 |
忍耐 |
牛の描かれた盾を持つ女性像 |
焦燥 |
剣を手にし、僧侶を脅す人物像 |
| 3 |
優しさ |
羊の描かれた盾を持つ女性像 |
冷酷 |
召使いを足蹴にする女性像 |
| 4 |
調和 |
アミアン大聖堂の場合はオリーブの木が描かれた盾を持つ女性像。 |
不和 |
夫婦げんかの像 |
| 5 |
従順 |
ひざまずく駱駝が描かれた盾を持つ女性像 |
反逆 |
司教に反抗する男性像 |
| 6 |
堅忍不抜 |
王冠の描かれた盾を持つ女性像 |
移り気 |
僧服を脱ぎ捨て、僧院を去る人物像 |
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勇気と臆病（左）
忍耐と焦燥（右） |
優しさと冷酷（左）
調和と不和（右） |
従順と反逆（左）
堅忍不抜と移り気（右） |
◆ 西正面左扉口 ◆
◆ 聖母戴冠の扉口 ◆
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| 聖母戴冠の扉口 |
| 西正面ファッサード左側の扉口です。 タンパン三層目には聖母戴冠の像が描かれています。 二層目は聖母の死と被昇天です。 |
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| 聖母戴冠の扉口タンパン |
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聖母戴冠の扉口タンパンと弧帯 |
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| 左扉口左側の諸像 |
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左扉口右側の諸像 |
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| 中央の聖母子像 |
聖母子台座部のアダムとイヴ |
アダムとイヴ （中央はイヴを誘惑する蛇） |
◆ 西正面右扉口 ◆
◆ 聖アンナの扉口 ◆
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| 聖アンナの扉口 |
| 西正面ファッサード右側の聖アンナの扉口です。 アンナは聖母マリアの母です。 聖アンナの扉口と呼ばれていますが、現在は聖アンナの像はないそうです。 |
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| 聖アンナの扉口タンパンとアーキヴォルト |
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幼子キリストを抱く聖母マリア |
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| 聖アンナの扉口タンパン左側下部 |
タンパン中央下部 |
聖アンナの扉口タンパン右側下部 |
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| キリストの降誕 |
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| 受胎告知（左）とマリアのエリザベト訪問（右） |
羊飼いへのお告げ |
ダビデ王と東方三博士 |
アーキヴォルト（弧帯）左側 |
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アーキヴォルト（弧帯）右側 |
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アーキヴォルト（弧帯）最上部 |
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| 聖アンナの扉口左側の諸像 |
聖アンナの扉口の中央柱 |
聖アンナの扉口右側の諸像 |
◆ 王のギャラリーとバラ窓 ◆
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| 王のギャラリーとバラ窓 |
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| 王のギャラリー左側 |
王のギャラリ中央部 |
王のギャラリー右側 |
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| バラ窓 |
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王のギャラリー頭部のオリジナル（クリュニー美術館） |
| 王のギャラリーの各像はフランス革命の際破壊され、現在あるものは１９世紀に復元されたものです。 破壊されたオリジナルの頭部のいくつかはここから徒歩１５分程のところにあるクリュニー美術館に展示されています。 次は堂内を見学します。 |
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