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マルクト広場から南のシュピタール門に至る通りのほぼ中間に有名なプレンラインがある。 ここから第二城壁の一部であった二つの門が眺められる。　左がシーバース塔、右がコボルツェラー門である。　ローテンブルクを代表する風景だが、ここの写真はなかなか上手く撮れない。肝心な所に車が止まっていたり、二つの塔が上手く入らなかったりする。

プレンライン (Das Plönlein)

プレンラインの直ぐ近くには１４７６年創業という老舗ホテル「ゴルデナーヒルシュ」がある。　私も一度予約なしで行って泊まったことがあるが、歴史を感じさせる趣のある良いホテルだ。　特にここのレストランから見るタウバー渓谷の眺めは素晴らしいの一言に尽きる。（※　「ゴルデナーヒルシュ」とは「金色の鹿」の意）

ホテルの部屋から見たゴルデナーヒルシュの看板

プレンラインをさらに進むと１６世紀に築かれたシュピタール要塞 (Die Spitalbastei) があり、ここを抜けると城壁の外に出られる。

シュピタール要塞 (Die Spitalbastei)

ローテンブルクには博物館が幾つかあるが、中でも聖ヤコブ教会からほど近い郷土博物館(Das Reichsstadtmuseum)はかつてのドミニコ修道尼院を利用したものでローテンブルクが栄えていた頃の生活を垣間見ることができる　。特にこの修道院の調理場は現存するドイツ最古の台所である。　また、ここには冒頭で紹介したマイスタートゥルンクの大ジョッキが保管されている。（下写真）

郷土博物館の入場券	マイスタートゥルンクの大杯

ローテンブルクの旧市街を囲む城壁には登って壁づたいの通路を歩くことができる。ちょっと高い位置から町を見て歩くのも新しい発見が有ったりして面白い。　ただし、手摺りなどはかなり危なっかしい箇所もあるので注意が必要だ。　ちなみに城壁に上る階段の脇には「事故があっても当局は一切責任を負わない。」旨の注意書きがある。

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※ このページに関連するリンク ※

1. ローテンブルクのホームページ（英語可） 2. ローテンブルクの博物館 3. 中世犯罪博物館(Das Kriminalmuseum)