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| カルドナ城 |
サン・ビセンス・デ・力ルドナ教会はカルドナ城の中にあります。カルドナ城は現在パラドールになっており宿泊することができます。
サン・ビンセンス・デ・カルドナ教会の解説はこちらをご覧下さい。
まず外観から見てみましょう。
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| カルドナ城鳥瞰図 |
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| サン・ビセンス・デ・力ルドナ教会（後陣） | サン・ビセンス・デ・力ルドナ教会（後陣） |
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| ミニョナの塔（乙女の塔） | ミニョナの塔 Torre de la Minyona |
このミニョナの塔（乙女の塔）には悲しい伝説があります。
昔カルドナ公は城で宴会を催すことになりました。招待客の中には、イスラムの王子アブダラがいました。
城へやってきたアブダラは、城主の美しい娘アダレスに一目惚れします。アダレスもアブダラに惹かれ、すぐ に2人は永遠の愛を誓う仲となり、夜な夜な密会を重ねるようになりました。
しかし、イ スラムの王子とキリスト教徒、しかも領主の娘との禁断の恋は、世間に知れると戦争を引き起こしかねない危険な恋でした。2人の秘密はやがて領主が知るところとなり領主は怒りのあまり娘を塔に幽閉し、パンと水だけを与え、アブダラ王子が領内に入ることを禁じ、2度と2人が会えないようにしました。
毎日パンと水を娘の元に運んでいた召使は盲目で耳も聞こえなかったため、誰も娘がどうしているのかわからないまま時が過ぎたある日、領主は娘を許そうと塔へやって来たところ目にしたのは、毛布にくるまれた娘の遺体でした。幽閉生活の中で、娘は愛と悲しみに耐え切れず死んだのでした。
今でも、毎晩夜中の12時に、馬に跨ったアブダラがアダレスに逢うために乙女の塔へとやって来るそうです。
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| カルドナ城の入口 | カルドナ城よりカルドナ市街を望む |
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| カルドナ城よりカルドナ市街を望む（黄昏） | カルドナ城よりカルドナ市街を望む（夜景） |
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| カルドナ城より塩抗を望む（パラドールの部屋より） |
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| カルドナ城内（中庭） | カルドナ城内 |
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| サン・ビセンス・デ・力ルドナ教会 回廊跡とファッサード |
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| サン・ビセンス・デ・力ルドナ教会（ナルテクスの壁画） |
堂内に入る手前ナルテクスの交差天井と壁には12世紀に描かれた壁画が残されています。ただし、そのほとんどは模写でオリジナルはバルセロナのカタルーニャ美術館に展示されています。各写真下のリンクをクリックするとオリジナルの壁画と解説が見られます。
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| ナルテクスの壁画 | 荘厳のキリストと四福音書記者のシンボル（ナルテクスの壁画） |
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| 荘厳のキリストと四福音書記者のシンボル（ナルテクスの壁画） | 荘厳のキリストと四福音書記者のシンボル（ナルテクスの壁画） |
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| 神殿奉献（ナルテクスの壁画） | 荘厳のキリスト（ナルテクスの壁画） |
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| 聖母被昇天とキリストの鞭打ち（ナルテクスの壁画） |
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| 聖母被昇天（ナルテクスの壁画） | キリストの鞭打ち（ナルテクスの壁画） |
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| サン・ビセンス・デ・力ルドナ教会（後陣方向） |
サン・ビセンス・デ・力ルドナ教会の内部には装飾と言えるものは残っていません。堂内に入り正面奥の階段を上がった高い位置の後陣に祭壇があります。
また、左右の階段の間には半地下のクリプトへ降りる階段があります。昨日訪れたオリウスのサン・エステベ教会と同じ構造です。
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| サン・ビセンス・デ・力ルドナ教会内部 | サン・ビセンス・デ・力ルドナ教会内部 |
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| サン・ビセンス・デ・力ルドナ教会内部 | サン・ビセンス・デ・力ルドナ教会内部 |
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| サン・ビセンス・デ・力ルドナ教会内部 | サン・ビセンス・デ・力ルドナ教会内部 |
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| サン・ビセンス・デ・力ルドナ教会（後陣天井） |
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| サン・ビセンス・デ・力ルドナ教会（後陣祭壇） | サン・ビセンス・デ・力ルドナ教会（後陣祭壇） |
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| カルドナ公の墓 | カルドナ公の墓 |
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| カルドナ公の墓（上部） | カルドナ公の墓（中段） |
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| カルドナ公の墓（下段） |
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| 堂内の墓 |
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| 堂内の墓 | 堂内の墓（部分） |
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| クリプト | クリプト（入口の階段方向） |
クリプトに下りてきました。不揃いな石材が積まれておりオリウスのサン・エステベ教会のクリプトとよく似ています。
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| クリプト | クリプト |
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| クリプト | クリプト |
今日はこれからレスタニーへ向かいサンタ・マリア教会を見学します。
