The grave of W. B. Yeats（Drumcliff）
スライゴ郊外、ドラムクリフ村の教区教会（聖コロンバ教会）にあるウィリアム・バトラー・イェイツの墓です。
イェイツはアイルランドの詩人・劇作家 で1923年にノーベル文学賞を受賞しています。
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| イェイツと夫人の墓 |
イェイツの墓石 |
墓石にはイェイツのベン・ブルベンの麓（Under Ben Bulben）という詩の最後の三行が刻まれています。
その最後の第6節です。
Under bare Ben Bulben's head
In Drumcliff churchyard Yeats is laid,
An ancestor was rector there
Long years ago; a church stands near,
By the road an ancient Cross.
No marble, no conventional phrase,
On limestone quarried near the spot
By his command these words are cut:
Cast a cold eye
On life, on death.
Horseman, pass by!
ベン・ブルベンの禿げ山の麓
ドラムクリフの教会墓地にイェイツは眠る
先祖はここの牧師だった
ずいぶん昔のことだ 教会は近くに建っている
その道の傍らに古い十字架がある
大理石でなくてよい、決まり文句は要らない
近くで切り出された石灰岩に
彼の意思で次の言葉が刻まれる
冷たい視線を投げかけよ
生と死に
人は馬に乗って通り過ぎる
大体こんなことが書かれているようですが、最後の三行は難解でよくわかりませんね。イェイツは生前に墓石の仕様と刻む言葉を決めていました。
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| イェイツと夫人の墓 |
イェイツと夫人の墓（手前が婦人の墓石） |
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| ドラムクリフ村の教区教会（聖コロンバ教会） |
教会の入口 |
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| これが詩に出てくる十字架でしょうか。 |
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| 教会内（東方向） |
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| 教会内（東方向） |
祭壇 |
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| 教会内（西方向） |
イェイツの祖先が牧師であったことを記すプレート |
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| ドラムクリフ村の教区教会（聖コロンバ教会）の北側入口 |
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| 教会と付近の説明板 |
車上荒らしの注意版 |
イェイツの墓の見学はこれで終わりです。こんな田舎の教会前にも大きな車上荒らしの注意書きがありました。一見平穏そうそうですが、治安には問題があるようです。
次は、スライゴに向かいます。
