ノートルダム・デュ・ポール聖堂 西ファッサード | ノートルダム・デュ・ポール聖堂 西ファッサード |
細い路地を辿ってノートルダム・デュ・ポール・バジリカ聖堂にやって来ました。この辺りはもう市街の外れで場末の雰囲気が漂っています。
早速、西の扉口から堂内へ入ります。扉口は少し下がった位置にあります。
ノートルダム・デュ・ポール聖堂(西から東方向) | ノートルダム・デュ・ポール聖堂(東から西方向) |
ノートルダム・デュ・ポール・バジリカ聖堂は内陣の下にある11世紀の地下聖堂(クリプト)の上に1150年頃建てられました。
聖堂内の見所は身廊、側廊、周歩廊そして内陣の柱頭彫刻と地下聖堂(クリプト)です。堂内は暗く、特に外陣側廊はさらに暗く写真を撮るには不向きです。
ノートルダム・デュ・ポール聖堂(内陣方向) |
堂内に入ると高い円柱の天辺に彫刻が施されています。先ず、これらの柱頭彫刻を見てみましょう。
下の図は柱頭彫刻のある位置を簡単に示したものです。数字またはアルファベットの表示があるところはその部分の画像とリンクしています。
柱頭彫刻位置図 |
内陣 | 内陣 |
内陣の柱頭彫刻 | 内陣の柱頭彫刻 |
内陣の柱頭彫刻 | 内陣の柱頭彫刻 |
内陣の柱頭彫刻 |
内陣の柱頭彫刻 |
内陣の柱頭彫刻を時計回りに見て行きます。左側がAです。
堂内のすべての柱頭の彫刻はこちらのサイトで見られます。ただし、非常に重いです。
クリプトの入口 |
クリプト | クリプト |
クリプトには胡桃の木で彫られた小さなビザンチン風の黒い聖母が祀られています。
しかし、この像はオリジナルではなく、1734年に製作されたコピーです。高さ31センチ、黒檀色に塗られています。
クリプト | クリプト |
クリプトの黒い聖母像 |
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クリプトの黒い聖母像 |
クリプト |
クリプト | クリプト |
クリプト | クリプト |
クリプト |
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クリプトの柱頭の彫刻 |
ノートルダム・デュ・ポール聖堂の南側 | ノートルダム・デュ・ポール聖堂の南側 |
ノートルダム・デュ・ポール聖堂の南側 | ノートルダム・デュ・ポール聖堂の南側 |
ノートルダム・デュ・ポール聖堂の南袖廊 | 聖堂南側の出入口 |
南広場内の地下墓所 |
聖堂南扉口 |
ノートルダム・デュ・ポール聖堂の南側の一番の見所は南扉口のタンパンと楣(まぐさ)の彫刻です。
聖堂南扉口 |
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聖堂南扉口 |
受胎告知 | キリストの降誕 |
タンパンの外側、左上には受胎告知、右上にはキリストの降誕が表されています。
聖堂南扉口のタンパン | 聖堂南扉口のタンパン |
タンパン中央にはキリストが座し、その左右には熾天使が大きく表されています。キリストの足下には、左にマルコを象徴するライオン、右にルカを象徴する雄牛が配されています。
(福音書記者の象徴については、どの解説も左がライオンで右が雄牛とされていますが、私には左が雄牛(ルカ)で右が鷲(ヨハネ)のように見えます。)
楣の中央部分 |
扁平な五角形の楣(まぐさ)linteau の中央にはこの聖堂と思しき建物が建ち、左側にマギの礼拝、左に神殿奉献とキリストの洗礼が表されています。
マギの礼拝 | 神殿奉献とキリストの洗礼 |
マギの礼拝 | マギの礼拝 |
神殿奉献 | キリストの洗礼 |
預言者イザヤ | 洗礼者ヨハネ |
扉口の左右には、左に預言者イザヤ、右に洗礼者ヨハネが配されています。
ノートルダム・デュ・ポール・バジリカ聖堂の後陣 |
聖堂の後陣側は建物が密集していますが、無料の展望台が設けられています。ちょっと高い位置から後陣を見ることができます。
展望台への案内板 |
展望台の入口 | 展望台内部 |
ノートルダム・デュ・ポール・バジリカ聖堂の東側 |
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ノートルダム・デュ・ポール・バジリカ聖堂の東側 |
ノートルダム・デュ・ポール・バジリカ聖堂の東側 | ノートルダム・デュ・ポール・バジリカ聖堂の東側 |
ノートルダム・デュ・ポール・バジリカ聖堂の東後陣側 | ノートルダム・デュ・ポール・バジリカ聖堂の東後陣側 |
ノートルダム・デュ・ポール・バジリカ聖堂の東後陣側 | ノートルダム・デュ・ポール・バジリカ聖堂の東後陣側 |
道に埋め込まれたウェルキンゲトリクスのメダル |
道に埋め込まれたウルバヌス二世のメダル | 道に埋め込まれたパスカルのメダル |
クレルモン・フェランの観光はこれで終わりです。明日は帰国日なので午前中にパリへ移動し、帰国便までの時間を利用してパリのサン・ジェルマン・デ・プレ界隈を散策する予定です。