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| オネーのサン・ピエール教会 |
サント（Saintes）から13時10分発の鈍行でサン・ジャン・ダンジェリ（Saint-Jean-d'Angély）まで行き、メールで予約しておいたタクシーでオネーにやって来ました。
目的はサン・ピエール教会を見ることです。
見所は西側と南側扉口の彫刻と東側窓周辺の彫刻、堂内の柱頭彫刻などです。
"Aulnay"は「オルネー」と表記されることもありますが発音記号は[onɛ:]です。"l"は発音しないため「オネー」が実際に近いようです。
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| サン・ピエール教会近くの観光案内所 | サン・ピエール教会近くの観光案内所 |
オネーは人気（ひとけ）の少ない小さな町です。サン・ピエール教会は町の中心からは少し離れているため、教会の周りには飲食店や商店の類いはありません。
先ず、サン・ピエール教会を概観します。
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| サン・ピエール教会(西側) | サン・ピエール教会(西側) |
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| サン・ピエール教会(西側) |
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| サン・ピエール教会(南西側) ブルゴーニュ通りより | サン・ピエール教会(南東側) |
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| サン・ピエール教会（北東側) | サン・ピエール教会（北側) |
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| サン・ピエール教会（北東側) エグリーズ通りより |
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| サン・ピエール教会（南東側) ブルゴーニュ通りより | サン・ピエール教会（東側) エグリーズ通りより |
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 サン・ピエール教会（北側境内入口のプレート) |
| サン・ピエール教会（北側境内入口) |
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| サン・ピエール教会と墓地 |
サン・ピエール教会の西側に広がる墓地に14世紀のホサナ十字架（Croix hosannière）が建っています。
12世紀から14世紀にかけ西フランスの墓地に多く建設されました。
辞書によると「カトリック教徒が枝の主日(復活祭直前の日曜日 dimanche des Rameaux)にこの十字架の下でホサナ聖歌を歌った」そうです。
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| ホサナ十字架（西面） | ホサナ十字架（東面） |
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| ホサナ十字架（北西側） | ホサナ十字架（北西側） |
それでは、サン・ピエール教会の西ファッサードの扉口から見てみましょう。
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| サン・ピエール教会の西扉口 |
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| サン・ピエール教会西扉口 |
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| アーキヴォルト上部のモディヨン |
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| サン・ピエール教会西扉口のアーキヴォルト |
西中央扉口のアーキヴォルトは4層で構成されています。一番外側の第4層から見て行きます。
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第4層は黄道十二星座と月々の仕事を示す農事暦になっています。向かって左下から始まり右下まで続きます。
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| 第4層の左最下部 |
第4層の左最下部はヤヌス神でしょうか。二つの顔を持つヤヌスは過ぎた年と新しい年を象徴しています。だとすると、この上の欠損部分には宝瓶宮（水瓶座 1月）があったことになります。
その上の座っている人物は頭上に双魚宮（うお座 2月）があるので暖を取り休息する人でしょう。
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| モディヨン（上）・第4層（中）・第3層（下） |
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| 第3層 |
上写真の羊には"ARIES"と記されているので白羊宮（牡羊座 3月）であることが分かります。
その下はかなり損傷していますが畑を耕す場面が描かれていたのでしょう。
白羊宮の右隣はMINIと記されていますが、前の部分が欠けています。仮にGEがあったとするとGEMINIとなり、双児宮（双子座 5月）になります。右隣には農作業をする二人の男がいます。白羊宮との間に描かれているのは植物の生長を賛美する人でしょうか。
二人の男の上にはJUNIUS（6月）と記されています。
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| 第4層（双児宮と巨蟹宮） | 第4層 |
双児宮（二人の男）の右はガマガエルのようですが巨蟹宮（蟹座 6月）でしょう。
要石を挟んだ右は何だかよく判りませんが、順番からすると獅子宮（獅子座 7月）で収穫の場面が描かれていたのでしょうか。
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| 第4層（処女宮と天秤宮） | 第4層天秤宮） |
次の文字は判読不可能ですが、最後の"O"だけは分かります。VIRGO 処女宮（乙女座 8月）で脱穀の場面でしょうか。その隣にはAUGUSTUSと書かれているので8月であることが分かります。
その次は天秤の右半分と思しき吊り下げられた壺のようなものが残っていて、右の女性の上に"LIPRA"と記させています。
これは多分"B"の一部が欠けていて、元は"LIBRA"天秤宮（天秤座 9月）だったのでしょう。女性の前に立っているのは葡萄の木でしょうか。ワインを造るための葡萄の収穫場面かも知れません。
その下では樽を挟んで二人の人物がワインを造っています。
それ以降は損傷がひどく何が描かれているのかまったく分かりません。
上記第4層のコメントは私の想像による部分を多く含んでいます。
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第3層はマタイによる福音書（第25章1-13節）の「十人の処女たちのたとえ話」を表しています。
キリストの左右にはそれぞれ5人の乙女がおり、左（キリストから見ると右）の賢い乙女は右手に灯火を持ち、右の愚かな乙女は灯火を持たず寝ている者もおり扉は閉ざされています。
当時の結婚は花婿が花嫁を家に迎えに行き、花嫁は灯火を持って花婿を迎えることが大切な使命だったそうです。
花婿が不意に来ることは救世主の予測し得ない再臨を、油を絶やさず余分に用意していることは自らを再臨に備える事を意味しています。再臨に自らを備えていた者は最後の審判で天国に入り、再臨に自らを備えていなかった者は天国に入る事が出来ないことを示すたとえ話です。
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| アーキヴォルトの第２層（一番下は第１層） |
アーキヴォルトの第2層は5世紀のカタロニアの詩人プルデンシエス（Prudentius）のPsychomachia(魂の戦い)を典拠とし、悪徳に対する美徳の勝利を擬人化して描いています。
盾や槍を持ち大きく描かれている人物は美徳を表し、悪徳を表す怪物を踏みつけています。
各上部には美徳と悪徳の内容がラテン語で記されています。
左下からIRA：PACIENCA（怒りと忍耐）、LUXURIA：CASTITAS（邪淫と純潔）、SUPERBIA：HUMILITAS（傲慢と謙虚）、 LARGITAS：AVARICIA（寛大と貪欲）、FIDES：IDOLATRIA（信仰と偶像崇拝）、CONCORDIA：DISCORDIA（融和と不和）です。
中心軸左右の美徳の間には王冠が見えます。 ラテン語は左半分の三つは悪徳：美徳の順に対して、右半分は美徳：悪徳の順に記されているのも何か意味があるのでしょうか。アーキヴォルトの中心軸は神の位置であり、美徳がこの位置に近くなるよう配慮しているのかもしれません。
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| サン・ピエール教会西扉口のアーキヴォルト第１層 |
一番内側の第1層は神の子羊のメダイヨンが中心に配され、それを天使達が保持し礼拝しています。
一番外側の第4層の俗世界から第3層の乙女の中心に座し花婿にたとえられるイエス、第2層の中心にある美徳の王冠、そして、第1層の天使が礼拝する神の子羊という一連の流れが教会内へと導いているようです。
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| 第1層 |
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| 第1・2・3層の左最下部 | 第1・2・3層の右最下部 |
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| 扉口左側の柱頭彫刻 | 扉口左側の柱頭彫刻 |
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| 扉口左側の柱頭彫刻 | 扉口左側の柱頭彫刻 |
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| 扉口右側の柱頭彫刻 | 扉口右側の柱頭彫刻 |
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| 扉口右側の柱頭彫刻 |
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| 左側のブラインドアーチ |
中央扉口の左右は扉口を模したブラインドアーチになっています。この左側（北側）のタンパンには教会の守護聖人である聖ペテロ（サン・ピエール）の逆さ十字架による殉教が描かれています。左右には死刑執行人がハンマーを振り上げ足に釘を打っています。
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| アーキヴォルト第3層（左端） | アーキヴォルト第3層（右端） |
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| 使徒ペテロの逆さ十字架による殉教 | 使徒ペテロの逆さ十字架による殉教 |
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| アーキヴォルト第2層左端 |
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 アーキヴォルト第1層左下の柱頭彫刻 |
| アーキヴォルト第２層左下の柱頭彫刻 |
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| タンパン下の装飾帯 |
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| アーキヴォルト第1層右下の柱頭彫刻 | アーキヴォルト第２層右下の柱頭彫刻 |
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| 右側のブラインドアーチ | キリスト（中央）と使徒ペテロとパウロ |
中央扉口の右側も扉口を模したブラインドアーチになっています。タンパンには中央にキリストがひときは大きく描かれ、左右に使徒ペテロとパウロが向かい合っています。
この部分には彩色の痕跡がはっきり見られます。
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| 左側の柱頭 | 右側の柱頭 |
堂内へと進みます。
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| サン・ピエール教会の身廊（東方向） |
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| サン・ピエール教会（身廊から北側廊方向） | サン・ピエール教会（身廊から南側廊方向） |
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| サン・ピエール教会（身廊から北側廊方向） | サン・ピエール教会（西入口方向） |
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| サン・ピエール教会（南側廊方向） | サン・ピエール教会（交差廊のドーム） |
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 南翼廊の絵画 |
| 北翼廊の聖母像 |
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| 南翼廊の聖人像 | 教皇冠を戴いているのでサン・ピエール（聖ペテロ）でしょうか。 |
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| 聖水盤 | 南翼廊の聖水盤 |
サン・ピエール教会内部の見所は何と言っても各柱上部の彫刻です。次は堂内の柱頭彫刻を見てみましょう。
かなり上の方なので細部を見るには望遠鏡が、また、写真撮影には望遠レンズが必要です。
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| サン・ピエール教会内部の柱頭彫刻 | サン・ピエール教会内部の柱頭彫刻 |
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| サン・ピエール教会内部の柱頭彫刻 | サン・ピエール教会内部の柱頭彫刻 |
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| サン・ピエール教会内部の柱頭彫刻 | サン・ピエール教会内部の柱頭彫刻 |
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| サン・ピエール教会内部の柱頭彫刻 | サン・ピエール教会内部の柱頭彫刻 |
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| サン・ピエール教会内部の柱頭彫刻 | サン・ピエール教会内部の柱頭彫刻 |
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| サン・ピエール教会内部の柱頭彫刻 | サン・ピエール教会内部の柱頭彫刻 |
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| サン・ピエール教会内部の柱頭彫刻 |
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| サン・ピエール教会内部の柱頭彫刻 | 尻尾が蛇の怪物 |
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| サン・ピエール教会内部の柱頭彫刻 | サン・ピエール教会内部の柱頭彫刻 |
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| サン・ピエール教会内部の柱頭彫刻 | 柱頭彫刻では珍しい像 |
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| サン・ピエール教会内部の柱頭彫刻 |
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| サン・ピエール教会内部の柱頭彫刻 | サン・ピエール教会内部の柱頭彫刻 |
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| サン・ピエール教会内部の柱頭彫刻 |
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| グリフォン | カインとアベル |
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| サムソンの物語 |
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| サムソンとライオン | サムソンの髪を切るデリラ |
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サン・ピエール教会内部の見学はこのくらいにして、南翼廊出口から外に出ます。
次は南扉口の彫刻を中心に南ファッサードを見ます。
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| サン・ピエール教会の南側(左)と東側(右) |
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| サン・ピエール教会の南側 | サン・ピエール教会の南扉口 |
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| サン・ピエール教会の南扉口 |
南扉口のアーキヴォルトと柱頭の彫刻を見てみましょう。特にコメントがない場合は向かって左端から右端へ時計回りに見ています。
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| 第1層の中央部分 |
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| 第1層の左下部分 | 第1層の右下部分 |
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| 第1層(右)・第2層(中央)・第3層(左) | 第2層(下)と第3層(上) |
第2層には光輪のある24人の人物が並んでいます。彼らは使徒と預言者でしょうか。第3層は黙示録の長老達です。
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| 第2層(下)と第3層(上) | 第2層(下)と第3層(上) |
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| 第1層(左)・第2層(中央)・第3層(右) | 第2層(左)・第3層(右) |
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| 第4層左端最下部 |
第4層にはユーモラスな動物や怪物達が配されています。この南扉口のアーキヴォルトで一番の見所です。
左最下部から時計回りに見ています。
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| 第4層右端最下部 |
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| 扉口の左側 | 扉口の右側 |
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| 左側の柱頭彫刻 | 右側の柱頭彫刻 |
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| 南ファッサード | 南ファッサードの上部 |
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| モディヨン（中央部分） |
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| モディヨン（左部分） | モディヨン（右部分） |
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| 後陣中央窓 |
後陣には窓が五つあります。後陣東側中央とその左右、そして南北に各一つずつです。次はそのいくつかの屋外窓周辺の彫刻を見ます。
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 後陣中央窓の装飾 |
| 後陣中央窓の装飾 |
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| 後陣中央窓左側の装飾 | 後陣中央窓右側の装飾 |
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| 後陣中央窓左側の柱頭彫刻 |
火を吐く双頭のドラゴンと戦う二人の男 後陣中央窓右側の柱頭彫刻 |
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| 後陣中央の左窓（右側） | 後陣中央の左窓と左右の柱頭彫刻 |
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| 後陣中央の右窓（右側） |
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| 後陣中央右窓の柱頭彫刻（向かって左側）） | 後陣中央右窓の柱頭彫刻（向かって右側）） |
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| オリファンを吹く男（窓上部のモディヨン） |
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| 後陣の南窓（中央） | 後陣の南窓 |
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| 後陣南窓東側の柱頭彫刻（右上写真の窓右） | 後陣南窓東側の柱頭彫刻（上写真の右端） |
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| 南翼廊東側の張り出し部分 | 南翼廊東側の張り出し部分上部のモディヨン |
上写真の張り出し部分は南翼廊の聖人像があった祭室です。右のもう一枚はその上部のモディヨンです。
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 北翼廊祭室のモディヨン |
| 北翼廊と祭室の張り出し部分 |
上の写真の張り出し部分は北翼廊の聖母像があった祭室です。その上部のモディヨンを左から右に撮っています。
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| 北翼廊祭室のモディヨン | 北翼廊祭室のモディヨン |
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| 北翼廊祭室のモディヨン | 北翼廊祭室のモディヨン |
サン・ピエール教会の北側は装飾画少なく、モディヨンは単調なパターンの連続なので省略します。
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| サン・ピエール教会の鐘楼 | サン・ピエール教会の鐘楼 |
オネーに着いてから約2時間サン・ピエール教会を見ていますが、細部を見ているときりがありません。正直ちょっと飽きてきました。せっかくオネーに来たので町を歩いてみましょう。
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| サン・ピエール教会の南側の通りを東へ | 電線の鳥 |
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| 民家のドアノッカー |
 古い民家 |
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| 陽のあたらない通り |
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| 鳩舎（鳩小屋） |
オネー城の北200メートルのこの場所には嘗て2000の巣皿のある独立した塔状の鳩舎がありました。15または16世紀に建設されたもので、修復により当時の様子を見ることができます。屋根は19世紀前半に倒壊したままの状態です。
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| 鳩舎（鳩小屋） | 鳩舎の説明と復元図 |
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| 巣皿（鳩舎内部） | 巣皿（鳩舎内部） |
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| 旧オネー城の塔 | 旧オネー城の塔 |
オネーには12世紀にオネー子爵によって築かれたオネー城が建っていました。現在はドンジョンと呼ばれるこの高さ22.5メートルのサン・ピエール塔だけが残っています。
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 オネー城復元図 |
| 旧オネー城の塔の解説パネル |
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| オネー市庁舎 | アリスティッド・ブリアン広場 |
サン・ピエール塔の隣がオネー市庁舎で、前のシャトー通りを北にぬけるとアリスティッド・ブリアン広場（Place Aristide Briand）です。この広場付近がオネーの中心のようです。数件の商店やカフェなどがありますが、写真でも分かるようにほとんど人通りがなく活気がありません。
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| アリスティッド・ブリアン広場 | アリスティッド・ブリアン広場 |
さて、帰りのタクシーがサン・ピエール教会隣の観光案内所前に来てくれることになっています。早めに戻って待つことにします。
せっかくサン・ジャン・ダンジェリまで戻るのですから少し町も見てからサントへ帰ろうと思います。
（サン・ジャン・ダンジェリからオネーのサン・ピエール教会前までの往復のタクシー代はメーターで70€でした。料金は最後に一括支払いです。このときは、初めにちょっとした日本のお土産を渡していたので60€にサービスしてくれました。）
